『黒田2世』中日1位指名の近大・宮原廉、サトテル級の肉体誇る最速157キロ右腕のセールスポイントに直球に「まずはプロの世界で試してみたい」
2026年10月22日 23時36分
「プロ野球のドラフト会議 supported by リポビタンD」が22日、東京都内のホテルで開かれ、中日は近大の157キロ右腕、宮原廉投手(21)を1位指名した。最初は青学大の渡部海捕手(22)を1位入札し、楽天との競合抽選は外れ。2度目の入札だった宮原もロッテと競合したが、荒木雅博本部長補佐(49)が当たりくじを引いた。
黒田2世が竜に勝ちをもたらす。最速157キロの豪腕・宮原の出身は広島市。目指す理想像は、広島の元エースで、大リーグ・ヤンキースなどでも活躍し、日米通算203勝を挙げた黒田博樹さんだ。
「けがが少なくて、長く現役で活躍できる投手になりたいし、先発としてチームを勝たせる投手になりたい。自分が投げれば勝てるって思われるような選手になりたいです」
近大が所属する関西学生リーグでは、その言葉を体現してきた。通算41試合に登板し、積み上げた勝利15に対し、黒星はわずか5。防御率も1・89と確かな安定感を積み上げてきた。近大の松丸文政監督(46)は「ピンチで崩れない強さがある」と信頼を寄せる。
そんな投球を支えているうちの1つが直球だ。大学の4年間で、直球の最速は15キロも上昇。宮原は「セールスポイントは強さのあるストレート。まずはプロの世界で試してみたいです」と自信をのぞかせる。
直球の強さは、地道なトレーニングもいとわず、朝6時から練習に臨む熱心さで鍛え上げた肉体があるからこそだ。
近大出身で、阪神の佐藤輝明内野手(27)が、母校に贈った体脂肪や筋肉量を測定できる体成分分析装置を使用。身長に対して、体重、筋肉、脂肪量が理想的かを表す数値は驚異の「98」。佐藤が、たたき出した100に迫った。
動じないメンタル面も兼ね備える。この秋は、21日の関学大戦に2番手で登板し、3イニングと⅓で3安打2失点するなど思うような結果が出なかったが、打たれた試合後も普段行っているトレーニングをこなした。
「今までやってきたこともありますし、積み上げてきたことが評価されると思っていた。自分を信じて、今日を迎えました」
すでにプロでの目標も明確だ。「まずは先発にこだわって2桁勝利を目指して、チームの優勝に貢献できるようなピッチャーになりたいです」と力を込めた。
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