ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦(ドジャース2-6ブルワーズ、ブルワーズ3勝、14日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(32)は「6番・DH」でフル出場し、八回に痛烈な中前打を放つなど3出塁して、2打数1安打2四死球だった。ポストシーズン(PS)の通算打率は・182。6番に入ったのはエンゼルス時代の2020年9月19日以来、6年ぶり。
佐々木朗希投手(24)は2-4の八回から3番手で登板し、1/3回を2安打1失点だった。今PS初失点で、通算防御率は2・70。ドジャースは逆転負けで3連敗を喫し、ワールドシリーズ進出へ後がなくなった。第4戦は15日(日本時間16日)に行われる。
一回、ド軍は先発左腕スネルが1番チョウリオに初球の直球を右中間席に運ばれ、先頭打者本塁打を浴びた。
二回1死一塁で回った大谷の第1打席は、今季5勝の左腕ガサーと対戦。地元ファンの大歓声に迎えられ、初球の外角低めの95マイル(約152・9キロ)シンカーを逆方向へ飛ばしたが、左翼手の正面を突いて左飛だった。続く7番スミスも中飛に倒れ、ド軍は無得点に終わった。
四回2死で回った第2打席は、初球のスライダーを右太もも裏付近に受け、死球で出塁した。場内には大ブーイングが巻き起こった。ただ、スミスが空振り三振に倒れた。
1点ビハインドのまま、六回1死一、二塁の同点機で迎えた第3打席は、2番手の右腕ウリベと対戦。カウント3-1からスライダーが外角低めに外れて四球を選び、声を上げながら一塁へ歩いた。満塁と好機を広げ、スミスが左中間へフェンス直撃の2点二塁打。ド軍が2-1と逆転した。
なお1死二、三塁となったが、3番手で登板した左腕ホールの前に代打のE・ヘルナンデスと9番エドマンが連続三振。追加点を奪うことはできなかった。
直後の七回、ド軍はスネルが無死一塁から5番バウアーズに2ラン、6番ミッチェルにはソロ本塁打。2者連続本塁打を浴びて2-4と逆転され、ロバーツ監督に降板を告げられた。
2点ビハインドの八回から登板した佐々木だったが、上位打線に連続安打を許して降板した。スネルから先頭打者本塁打を放ったチョウリオを内角スプリットで三ゴロに打ち取ったが、2番チュラングに外角低めのスプリットを止めたバットに当てさせながら内野安打とされ、3番コントレラスには中前打。1死一、三塁とピンチを招いたところでマウンドを降りた。
代わって登板した左腕ロブレスキの暴投で三走が生還して、2-5。残した走者をかえされた佐々木は1失点となり、今PS3試合目で初めて失点した。
その裏2死で回った大谷の第4打席は、ホールと対戦。初球の内角低めの96・9マイル(約156キロ)シンカーを痛烈にはじき返し、低いライナーで中前に運んだ。打球速度113・5マイル(約182・7キロ)を記録する高速の当たりだった。2死一塁となったが、ホールに代わって登板した抑え右腕メギルの前に、スミスが右飛に倒れた。
九回、ド軍はロブレスキが2死二塁から9番オルティスに左前適時打を許し、2-6とリードを広げられ、そのまま敗れた。