【高校野球】花巻東 初の3連覇で甲子園!ドジャース・大谷先輩5戦連発達成の日に 4番・古城はうれし涙

[ 2025年7月25日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権 岩手大会決勝   花巻東8-4盛岡大付 ( 2025年7月24日    きたぎんボールパーク )

<花巻東・盛岡大付>応援スタンドに向かう古城(右から2人目)と花巻東ナイン(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)の地方大会は24日、26大会で55試合が行われた。岩手大会決勝では今春選抜8強の花巻東が、8―4で盛岡大付を下し同校初の3年連続で13度目の出場が決定。OBのドジャース・大谷が5戦連続本塁打した日に、巨人・古城茂幸内野守備走塁コーチ(49)の次男・大翔内野手(2年)の適時打を含む5打数連続安打など、13安打の猛攻を見せた。

 止まらなかった。3年連続の聖地切符。先輩たちと並んで校歌を歌い始めた古城は、何度も涙を拭った。2年生4番として背負った重圧から、解き放たれた瞬間だった。

 「全員でも個人でも悔しい思いをした。それを全員で乗り越え、優勝を勝ち取ることができて、心の底から喜びがあふれてきた」

 4回まで1―0の接戦。勝負を決めたのは5回の猛攻だ。先頭の萬谷堅心(2年)が左翼線二塁打。そこから犠打失策で1点を加え、犠打、死球と暴投で1死二、三塁となった。ここで古城が左前適時打し3点目。そこから4者連続安打など、一気に6点を奪った。この日早朝には古城が憧れる大先輩のOB、ドジャース・大谷がメジャー初の5戦連発。後輩たちは「5打数連続安打」で勝負を決め、古城は「本当にアニメの主人公のような人。OBの方々の活躍は自分の中でも刺激になる」と笑った。

 今春選抜は8強進出も、大会前に右上腕二頭筋肉離れなど万全ではなかった。直後の春季岩手県大会ではまさかの初戦敗退で、古城も5打数無安打。「チームの雰囲気もいい状態ではなく、今年の夏は勝てるかなと不安があった」と話したが、今夏は5試合で21打数11安打9打点、打率・524をマークした。「涙が出るほどではないと思っていたが、いざこのような場面になるとうれしくて涙が出ました」という古城を、佐々木洋監督も「ケガをしたり、調子を落としたり苦労したが、大事なところで打ってくれて頼もしかった」とねぎらった。

 父の巨人・古城コーチからは大会前に「花巻東を背負って、自分らしいプレーをしてこい」と激励された。3季連続で挑む甲子園は、通算3試合で12打数4安打1打点も長打は0。「まずはホームランではなく、チームの勝利。でももし、チャンスがあれば狙いたい」と勝利に導くアーチを目指す。(小林 伊織)

 ◆古城 大翔(ふるき・だいと)2008年(平20)6月4日生まれ、神奈川県出身の17歳。勝田小1年で野球を始め、早渕中時代は都筑中央ボーイズに所属し3年時は全国大会出場。花巻東では1年春からベンチ入り。趣味は猫、犬の動画観賞。1メートル81、90キロ。

 ≪2年生左腕・萬谷 被安打11も粘った4失点完投≫2年生左腕・萬谷(まんや)堅心が、11安打を許すも4失点完投勝利。126球を投げ抜き「真っすぐが良かった。それが変化球とうまくかみ合った」と振り返った。憧れはOBのエンゼルス・菊池。「切れのあるストレートとコントロールは特に意識している」と同じ左腕の偉大な先輩の背中を追う。甲子園に向けては「しっかりと岩手県52チームの思いを背負って一生懸命戦いたい」と気持ちを新たにした。

続きを表示

「ドジャース」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月25日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->