【甲子園】吉田孝司氏 聖隷クリストファー・高部はカブス・今永級 内角攻める積極性光る

[ 2025年8月10日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権第5日・1回戦   聖隷クリストファー5-1明秀学園日立 ( 2025年8月9日    甲子園 )

<明秀学園日立・聖隷クリストファー> 9回、完投勝利し、武智(左)と抱き合う聖隷クリストファー・高部 (撮影・平嶋 理子)
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 【吉田孝司の目】聖隷クリストファーの高部は、DeNAスカウト部長時代にドラフト1位で指名した今永昇太や東克樹になり得る素材だ。彼ら左腕の共通点は打者の内角を果敢に攻める“アグレッシブさ”だ。2人ともプロ投手としては体は小さい部類。それを補うだけの度胸がある。

 1メートル74の高部も切れのある直球で内角を攻めていた。アグレッシブな投球は日々の鍛錬を積み重ねないと習得できない。「これだけ練習したから絶対に抑えられる」という確固たる自信が2年生にしてあるのだろう。

 マウンド上の雰囲気も素晴らしい。同じ静岡県の静岡商から巨人入りして通算116勝を挙げた新浦寿夫を思い出した。華麗なマウンドさばきは天性のものでテンポもいい。野球はテンポのスポーツだから必然的に勝てる投手になる。

 同じ2年生左腕の沖縄尚学・末吉は既にがっしりとした体形。高部は投手らしい体形だが、さらなる飛躍へ下半身を強化し、直球に磨きをかけてほしい。まだ2年生。早くも来年のさらなる成長した姿を見たくなった。

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