【甲子園】西日本短大付は33年ぶり8強ならず 佐藤仁「申し訳ない気持ちでいっぱい」

[ 2025年8月18日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権第12日・3回戦   西日本短大付2―3東洋大姫路 ( 2025年8月17日    甲子園 )

<西日本短大付・東洋大姫路>敗れた西日本短大付ナイン(撮影・須田 麻祐子) 
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 優勝した1992年以来33年ぶりのベスト8進出を目指した西日本短大付(福岡)は東洋大姫路(兵庫)に2―3で惜敗した。3回に4番・佐藤仁内野手(3年)の適時打などで2点を先制したが、4回以降は好機を生かせずに逆転負けした。

 92年以来の全国制覇を本気で目指していた。だからこそ、西日本短大付ナインは涙が止まらなかった。主砲として引っ張ってきた4番の佐藤仁(3年)は「チャンスで打てなくて、申し訳ない気持ちでいっぱい」と壇上で男泣きした。

 3回に佐藤、安田悠月(ゆうき=3年)の連続適時打で2点を先制したが、2番手で登板した東洋大姫路のエース木下の前にあと一本が出ない。7回1死一、二塁は佐藤、安田が連続三振に倒れた。今春の選抜では本塁打も放った甲子園での日々を終えた背番号3は「凄く楽しい場所ですし、時には恐ろしい場所だったと思います」。大きな歓声を浴びる喜びと、勝負の難しさを知った。

 先発した背番号11の原綾汰(3年)は130キロ前後の直球とスライダーをコーナーに投げ込み4回2/3を3失点と粘りの投球。今春の選抜では横浜戦で2回1/3を4失点に終わったが、今夏の甲子園は2試合に先発するなど大きく成長した。「負けて悔しいけど、コントロールがあれば、球速がなくても抑えられるところは見せられた」と話した。

 福岡県勢では小倉以来となる70年ぶりの3季連続出場だった甲子園で夏2勝を挙げた功績は色あせない。OBの日本ハム・新庄剛志監督と同級生の西村慎太郎監督は「残念だったけど、このチームになってから最高のゲームはできた。後輩たちにもつながる」とねぎらった。胸を張って地元の八女へ戻る。(杉浦 友樹)

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