阪神・藤川監督 10年ぶりセ新人監督CS突破 積極采配&凡事徹底で23年に続き無敗「次はあと4つ」

[ 2025年10月18日 05:15 ]

セ・リーグCSファイナルステージ第3戦   阪神4-0DeNA ( 2025年10月18日    甲子園 )

シャーレを掲げる藤川監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神・藤川監督がCSで「3つ取る」と力強く宣言したのは10月2日のこと。1度も負けることなくその言葉を実現した。投手陣と堅守を軸にして3戦中2試合を零封で飾った。自身の積極的な継投策も実った。セ・リーグ新人監督のCS突破は15年のヤクルト・真中満監督以来2人目。場内インタビューでは、「連続で3つ全て取れるとは思いませんでした」とおどけた。

試合結果

 日付上の2リーグ制以降、プロ野球史上最速となる9月7日に優勝を決めた。早く決めたことで、その後のビジターゲームで、全国各地の虎党に優勝報告をできた。東京ドーム、横浜、マツダ、神宮。各球場での最終戦の試合後、整列してファンにあいさつをすると「球児コール」に包まれた。そのたびに複雑な気持ちになった。

 「自分の名前を呼んでもらうのが申し訳なかった。選手がやっているので。自分は任されている立場だから」

 周囲から「優勝おめでとう」と言われることも居心地が悪かった。感謝されるよりも、日頃の応援に感謝したい思いが強かった。

 「喜んでもらうためにやっているので、“おめでとう”と聞くとちょっと違う感じがします。2年前の優勝の時に、“おめでとう”と言われた(当時監督の)岡田顧問が不思議そうな顔をしていたのがよくわかります」

 この日のスピーチの最後は「次はあと4つです」とマイクを響かせ、スタンドのファンを盛り上げた。勝つことが声援への恩返し。虎党に「ありがとう」を伝えるために、目指すは日本一、ただ一つ。(倉世古 洋平)

 ○…阪神が無敗で日本シリーズ進出を決めた。日本シリーズを懸けたプレーオフ、CSの無敗突破は昨年のソフトバンクに続き、延べ17チーム目。阪神は23年に次いで2度目となった。また、藤川監督は就任1年目で日本シリーズ進出。新人監督の日本シリーズ進出は昨年の小久保監督(ソ)に続き20人目。CS無敗突破は12年栗山英樹監督(日)、15年工藤公康監督(ソ)、21年中嶋聡監督(オ)、前記小久保監督に次いで5人目、セでは初めてだ。

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