ドジャース・大谷 5年ぶり投手専念で10K2勝 日本先発投手最長32回2/3連続自責点0

[ 2026年4月17日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース8―2メッツ ( 2026年4月15日    ロサンゼルス )

<ドジャース・メッツ>6回、ビシェットを空振り三振に仕留める大谷(撮影・沢田 明徳)    
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 ドジャースの大谷翔平投手(31)が15日(日本時間16日)、メッツ戦に先発し6回2安打1失点、今季最多10奪三振で2勝目を挙げた。2日前の死球の影響で打者では出場せず、エンゼルス時代の21年5月28日以来、5年ぶりに投手に専念した。5回に今季初の自責点を記録も、日本の先発投手最長となる32回2/3連続自責点0をマーク。規定投球回に達し防御率0・50はリーグトップに立った。

 前夜、デーブ・ロバーツ監督から「ピッチングに専念してほしい」と伝えられた大谷は思わず目を見開いた。「ちょっとびっくりはした」。2日前のメッツ戦で右肩甲骨付近に死球を受け、まだ痛みが残っていた。投手コーチ、トレーナーらとも話し合った上での打診に「チームとして良い戦略」と納得した上で、1783日ぶりに投手専念のマウンドに上がった。

 「イニング間がやっぱり長く感じるので変な感じはした」と一刀流ならではの悩みもあったが「いつもより打者に対しての対策を取る時間は多かった」とメリットもあった。2―0の3回2死二塁で主砲リンドアへの11球目。左足を上げた直後、本塁方向へ体重移動するまでに一瞬の間を空けた。タイミングをずらし、99・6マイル(約160・3キロ)直球で空振り三振に仕留めた。

 2四球と安打で今季初の自責点を記録した5回は、1死二、三塁からファムを空振り三振、リンドアを今季最速100・4マイル(約161・5キロ)で左飛に打ち取り最少失点で切り抜けた。ファムの2球目から4球連続で100マイルを超え、シーズンでは3年ぶりの10奪三振。メジャー9年目で初登板だった「ジャッキー・ロビンソン・デー」で背番号42を背負って躍動した。

 力の源はもうすぐ1歳を迎える長女だ。「ただただ可愛い」と幸せそうで「お茶(自身が契約する伊藤園の“お~いお茶”)のパッケージを見て“パパ、パパ”って言う時もある」という。「丸くなったという声もあるが」と振られると「僕は元々丸いです。これ以上丸くなるところはないと思います」とニヤリ。トークも絶好調だった。

 規定投球回に達し「6試合に1回投げるなら6イニングを投げるのが最低限」。日本投手初のサイ・ヤング賞を目指す大谷が、初対戦となったメッツ打線を手玉に取った。(柳原 直之)

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