落合博満氏 長嶋一茂氏は「オレが思っていることをやれたら」ホームランを打てる打者になっている

[ 2026年6月26日 20:05 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が26日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。中日現役時代のシーズンオフ中に、長嶋一茂氏に打撃指導した落合氏は「オレが思っていることをちゃんとやれたら、そこそこホームランを打てるバッターになっていると思う」と当時を振り返った。

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 一本の電話が落合氏と一茂氏をつないだ。1992年の1月。一茂氏から「野球を教えてもらいたい」と名古屋市の自宅に電話があったという。電話を取ったのは信子夫人で、親交のある歌手・五木ひろしが伊豆に持つ別荘に出掛ける直前だったという。

 当時、他球団の選手同士が合同自主トレを行うことは基本的になかった。落合氏も消極的だったが、電話をつないだ信子夫人が「五木さんに聞いてみて(別荘に来ても)“いいよ”って言うんだったら来れば」の一言が打撃指導実現へとつながった。信子夫人と五木ひろしの厚意によって一茂氏は伊豆の別荘に合流。落合家と寝食をともにし“落合塾”が始まった。

 「自分がうまくなるために、どうすればいいのかっていうようなこと。それを聞きたかったんじゃないのかな」。近くにあった学校のグラウンドで、「バットを振りながら一周してみろって、付きっ切りでバットを振らせた記憶はある」と素振りを繰り返させたという。

 ボール代わりに丸めた新聞紙を落合氏が投げ、それを一茂氏が打つこともあった。

 新聞紙を使った理由を落合氏は「新聞紙を丸めて投げるっていうのは風の抵抗があって、いろいろな変化がする。打つ方は大変ですよ。全部チェンジアップみたいなもの。(投手は)その都度、同じボールは投げてこないっていうことと同じ理屈」と独自の練習方法を取り入れた。

 実際に見た一茂氏に落合氏は「いい素材していたよ。こんなの使わない手はないなって。だから誰が指導者になるかによって全然変わる」と感じた。

 うまく成長していれば?と問われると、「オレが思っていることをちゃんとやれたら、そこそこホームランを打てるバッターになっていたと思う。あれだけの体があるわけだから」と評価した。

 しかし一茂氏はプロ野球実働7年で打率・210、通算161安打、本塁打18本で引退した。
 「一茂が大成しなかったっていうのは長嶋茂雄っていう名前のせいだね。その名前に周りの人間が振り回されたね。素材がいいだけに花開かなかったのは残念でしょうがない。でも、今はバラエティーで花開いているからいいか」

 現在はタレントとして活躍する一茂氏の活躍を喜んでいた。

  

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