【高校野球】7回以降にドラマ 東東京・王子総合が延長11回劇勝 殊勲打・上村の憧れは渋い実力者

[ 2026年7月11日 15:54 ]

第108回全国高校野球選手権東東京2回戦   王子総合9―8昭和第一 ( 2026年7月11日    神宮 )

<王子総合・昭和第一>サヨナラ勝ちを収め歓喜する王子総合ナイン(撮影・藤山 由理)
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 延長11回までもつれこむ熱戦の末、王子総合がサヨナラ勝ち。東東京大会で3年ぶりの「夏1勝」を挙げた。

 最大6点のリードを奪われるも7回に3点を返し、9回にも3点を入れて土壇場で同点に。

 迎えたタイブレークの延長11回、試合を決めたのは4番・上村隼翔(2年)だった。1死二、三塁。直球を2球続けられていずれも空振り。2ストライクを追い込まれたが、3球目の外角カーブに反応した。

 逆方向におっつけてのサヨナラの右前打。「絶対に三振はしたくなかった。何とか前に飛ばそうと。それしか思っていなかった」。サヨナラ打は1年秋の練習試合で放って以来。「うれしい。最高です」と喜んだ。

 憧れの選手は渋いチョイスのDeNA・宮崎敏郎。「全然三振をしないし、かっこいい」。自身もこの日は6打席で三振なし。初回に2点三塁打、7回にも右前適時打を放って3安打4打点の大活躍だった。

 「心は諦めかけて、折れそうになったと思います」と寺崎貴哉監督。それでもベンチ内では「俺たちは勝てる!」「諦めるな!」との大声がずっと響いていたといい「その気持ちが最後につながった。技術じゃないです」と指揮官も喜んだ。

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