日本ハム栗山CBO 平成最初の打席で「プロ野球選手になれたんだ」 憧れの東京Dで感謝の殿堂表彰

[ 2026年7月29日 06:00 ]

 野球殿堂入りを祝福される栗山英樹さん。右は新庄監督(撮影・長久保 豊)
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 今年1月に野球殿堂入りした栗山英樹氏(65=日本ハムチーフ・ベースボール・オフィサー)が28日、殿堂入り表彰を受けた。89年開幕スタメンに始まる思い出の東京ドームでの表彰に際し、本紙へ特別寄稿した。

 現役時代からの憧れの場所、東京ドームで殿堂入り表彰を受けさせていただいた。こんなにありがたいことはない。改めて私を信じてくれた方々に感謝するとともに、強く感じるものがある。

 プロ初の開幕スタメンが開業2年目の東京ドームだった。入団6年目の89年4月8日。平成元年のプロ野球開幕として注目され、午後1時開始の巨人―ヤクルト戦が6球場で最初の試合だった。「1番・中堅」で先発出場。つまり平成最初の試合の先頭打者だ。真っさらな打席は特別なものだった。巨人の先発は桑田真澄投手。1球目からスイングしようと決めていた初球は、三塁側へのファウルとなった。初めて「プロ野球選手になれたんだ」と感じられた瞬間だった。

 あの日から、東京ドームでいろんな経験をさせてもらった。日本ハム監督1年目の12年日本シリーズ。2勝4敗で巨人に敗れた試合後、中学時代から憧れの存在だった原辰徳監督にハグされた。ずっと野球をやってきて、そういう一瞬一瞬に「野球にありがとう」って思えたのを覚えている。同時にやっぱり勝たないといけないんだとも痛感し、多くのことを教えてもらった。

 殿堂入りの表彰を受けた今、学びはつながっているんだ、これからもここで学ぶんだなと実感してる。(北海道日本ハムファイターズCBO)

 ≪侍井口新監督にエール≫栗山氏は表彰式のあいさつの冒頭、直前に熊本で起きた地震に触れ「みんなで被害が少ないことを祈りたいと思います」と語った。改めて感謝の思いを示し「これから野球が発展するためには皆さんの力が必要です」と訴えた。23年WBCの優勝監督として、就任した侍ジャパンの井口新監督にも熱いエールを送った。「代表監督、代表チームの存在が大きくなっていて大変だと思うけど、しっかりと日本野球を示してくれると思う」と期待し、NPBの協力体制強化を訴えた。

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