中畑清氏 復調DeNAがセの鍵を握る 4日から本拠地で首位・阪神との3連戦

[ 2026年8月4日 05:30 ]

中畑清氏
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 【キヨシスタイル!】球宴明けの3連戦。阪神がヤクルトに3連勝したのに対し、巨人はDeNAに1勝2敗と負け越した。同率首位から、その差2ゲーム。DeNAこそセ・リーグの鍵を握ってる気がするね。

 DeNAは目下41勝51敗3分けで首位阪神に11・5ゲーム差の4位。借金はまだ10あるけど、ここに来てチームの状態が良くなってる。

 まず打線。8年目の勝又が1番に定着してチームを引っ張ってさ。6月に獲得した右の大砲、エンカーナシオンが4番にでんと座ってるのが大きい。なんでこんないい外国人がこの時期に取れたのかと思うくらいの選手だ。

 試合前のフリー打撃はバットを短く持って右打ちからスタート。変化球の多い日本の投手に対応するにはどうすればいいか。誰かに教わってきたんだろうね。その練習を見たら、22試合で打率・308、5本塁打。22打点の成績がうなずける。

 1、4番が決まって2番は牧。3、5番は佐野、筒香、宮崎、度会を状態を見ながら使い分ける。ベテランをうまく休ませながらの起用がはまり、チーム打率・246はリーグトップになっている。

 守りではレイノルズが抑えに収まったのが大きいな。2メートル3の長身から投げ下ろす160キロ近い速球は角度があって制球もいい。42イニングで61奪三振。セットアッパーから抑えに回って5セーブ。後ろがしっかりして、安心して野球ができるようになった。

 チームが出遅れたのは5月に正捕手の山本祐がトレードでソフトバンクへ行ったのもあったんじゃないかな。選手が動揺してさ。落ち着いてプレーできなかった部分もあったと思う。でも頑張ってる松尾を見て、また一つになり始めているように感じるね。

 2強は遠くても、3位ヤクルトとの差は2ゲームしかない。シーズン序盤にセ・リーグを大いに盛り上げてくれたヤクルトに取って代わらんばかりの勢いが出てきたDeNA。4日から本拠地・横浜で阪神3連戦を戦う。

 巨人戦に続いて首位チームに勝ち越すことができるか。このカードはここまで6勝7敗。阪神にとっては対戦別最多の12試合を残している。その結果は少なからずペナントの行方を左右する。どんな戦いをしてくれるかな。(スポニチ本紙評論家・中畑 清)

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