豪華すぎる打撃投手 U12日本代表は桑田真澄監督がフリー打撃登板「ラジオ体操みたいなもの」

[ 2026年8月4日 19:10 ]

<侍ジャパンU-12日本代表 練習>打撃投手を務める桑田監督(撮影・河野 光希)
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 第12回BFA U12アジア野球選手権(9日開幕、中国・杭州市)に臨む侍ジャパンU-12日本代表の練習が4日に公開され、練習後に桑田真澄監督(58)が取材に応じた。

 この日のフリー打撃では、変化球マシンが稼働する横で、桑田監督自らもマウンドへ上がった。打撃投手として教え子たちへ投球し「スピードは大して出てない。100キロも出てないんじゃないですか。軽く、ラジオ体操みたいなもの」と笑いながらも、インハイやアウトローへ投げ分け、生きたボールで対話した。

 指揮官は前回の合宿時、上のレベルの速球に対応すべく「ゴロを打つこと、コンタクトすること」を宿題として提示していた。わずか数日での教え子たちの変化に、桑田監督は「ガラッと変わって『こんなに変われるんだ』とビックリした選手が何人かいる。バットに当たらなかった選手もしっかりコンタクトできるようになって、子どもの成長は早いなと感心しています」と手応えを口にした。

 初めて変化球を打つ選手も多く、対応にはまだ課題を残すものの「バットに当てようとする姿勢はすごく見えた。神経系を刺激する練習をたくさん取り入れて、成長につなげたい」と語り、実戦に向けて「ファウルで逃げる、しっかりボールを見極めるといったこともできたらいい」と具体的な攻略法も授けている。

 この日の守備練習では挟殺プレーやフライ捕球時の連係を徹底。「ファインプレーはそうそう出ない。アウトにできるものは確実にアウトにしていく」と、一歩一歩確実な「スモールベースボール」の基礎を植え付けた。

 明日は格上となる中学生(駿台学園)との練習試合に挑む。桑田監督は「パワーとスピードではなく、やっぱり技や準備力、流れを読むこと。そういったことを感じ取ってもらいながら試合をして、夜はミーティングで座学をやりながら『野球脳』も鍛えていきたい」と、知恵を武器にする桑田流の野球でアジアの頂点を見据えていた。

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