【甲子園】選手宣誓全文「いい顔をして野球を」初出場八王子実践・矢沢陵磨主将が感謝込め2分40秒 

[ 2026年8月5日 16:47 ]

第108回全国高校野球選手権   開会式 ( 2026年8月5日    甲子園 )

<甲子園開会式>選手宣誓を行う八王子実践・矢沢主将(撮影・松永 柊斗)
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 第108回全国高校野球選手権大会(18日間、甲子園)の開会式が5日、甲子園球場で行われた。

 選手宣誓は、八王子実践(西東京)の矢沢陵磨主将(3年)が務めた。学校創立100周年の節目に、春夏通じて初めて甲子園出場。前日のリハーサルでは約10秒間、言葉に詰まる場面もあったが、本番では約2分40秒、思いを込めて堂々と大役を務めあげた。

 大会1週間前の7月28日には、熊本で最大震度7の地震が発生した。矢沢主将は「今、野球ができることは決して当たり前ではありません」と感謝し、「だからこそ、高校球児はいい顔をして野球をしよう。いい顔で日々を過ごすことは、自分自身を励まし、周りの方々に感動や希望を与えます」などと力強く宣誓した。

 以下は、選手宣誓全文。

 宣誓

  私たちは、すべての方々に感謝を抱き、戦っていきます。人生には幾多の困難が待ち受けています。人々が明日へ踏み出そうと歩みを進める度に、自然は何度も、何度も大きな試練を与えてきます。しかし、困難は下を向く要因ではなく、前を向き、仲間とともに支え合い、道を切り開く大きな原動力である。私たちはそう信じています。

 今、野球ができることは決して当たり前ではありません。だからこそ、高校球児はいい顔をして野球をしよう。いい顔の概念は、状況によって変わります。戦いに身を投じた時の緊張した顔、勝負に敗れ涙をグッとこらえた顔、感謝の気持ちにあふれた満面の笑顔。いい顔で日々を過ごすことは、周りの方々に感動や希望を与えます。

 移りゆくこの時代に、高校球児が大きな戦いを頑張るためには、27個の最後のアウトを、全員が頑張ってつかみ取ることだと思います。この聖地・甲子園で野球ができることへの誇りを胸に、多くの方々に感動と勇気を届けられるよう、全力疾走で駆け抜け、プレーすることを誓います。

 令和8年8月5日
選手代表 八王子実践高等学校野球部主将 矢沢陵磨

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