【甲子園】高川学園が16強一番乗り 木下瑛二が1失点完投で高岡商打線に反撃許さず

[ 2026年8月10日 18:23 ]

第108回全国高校野球選手権第6日 2回戦   高川学園7ー1高岡商 ( 2026年8月10日    甲子園 )

 <高岡商・高川学園>力投する高川学園・木下。脱げた帽子のツバには「じょんならん」の文字が(撮影・大森  寛明)
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 高川学園(山口)が初戦となる2回戦で高岡商(富山)を7-1で下した。エース右腕の木下瑛二(3年)が一人で9回を105球で投げ抜き、被安打5、1失点、8奪三振で完投勝利を飾った。

 初回を3者凡退で立ち上がり、2回2死からは5番・能島寛太(2年)、6番・溝口琉生(3年)を2者連続三振に斬った。

 3回先頭の棚辺向日歩(2年)に初被安打となる左前打を許したが、四球を与えて迎えた1死一、二塁では外角のスライダーを右打者の渡翔斗(1年)に引っかけさせ、遊ゴロ併殺打で切り抜けた。

 4、5回は再び3者凡退。6回2死から渡をこの日2被安打目の中前打で出したが、続く横川朔太郎(1年)に高めの142キロ直球を振らせて3球三振に仕留めた。

 その後も得点を許さず、完封まであとアウト1つだった9回2死満塁から投手強襲の適時内野安打で1点を返されたが、落ち着いて次打者を三ゴロに打ち取った。

 昨夏も甲子園のマウンドを経験したプロ注目の右腕・木下は、3度目の登板で聖地初完投となった。

 「三度目の正直と思って。最後まで譲らないと思って投げました。バックがよく守ってくれて、感謝したいです」と言葉を弾ませた。

 松本祐一郎監督は木下の完投について「今日はそれに尽きると思います」と感謝した。「冷静に、ランナーを出しても落ち着いてコントロールできていた」とエースの投球を振り返った。

 夏は2年連続の出場で、2回戦で未来富山を下した昨年に続き2年連続の初戦突破となった。今大会最初に行われた2回戦を勝利し、一番乗りで16強入りを決めた。同校史上初の1大会2勝目を目指す。

 今大会の完封は、大会2日目の6日に佐野日大(栃木)の鈴木有(3年)が、聖隷クリストファー(静岡)を6安打に抑えて完封一番乗りを果たしている。

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