【近畿大会】横浜・織田超えた!2年時で154キロ、来秋ドラフト戦線ざわつかせる大阪桐蔭・川本晴大

[ 2026年10月18日 05:00 ]

高校野球秋季近畿大会1回戦   大阪桐蔭9―0龍谷大平安 ( 2026年10月17日    わかさスタジアム京都 )

<龍谷大平安・大阪桐蔭>先発する大阪桐蔭・川本(撮影・井口 裕介)
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 来春選抜出場校を決める重要な選考資料となる近畿大会が17日に開幕し、1回戦3試合が行われた。選抜連覇を目指す大阪桐蔭は、龍谷大平安(京都)を9―0で下して初戦突破。来秋ドラフト候補に挙がる川本晴大投手(2年)が8回2安打無失点と好投した。

 来秋ドラフトの目玉に挙がる怪物が、発展途上なのだから末恐ろしい。川本は「7、8割の力感」で組み立て、追い込めば力を少し強める。2回2死、その力感で空振り三振を奪った球が、自己最速を2キロ更新する154キロ。「指にかかった感覚はありました」。球数削減をテーマに、要所で力を入れれば150キロを超す。名門校を見下ろすかのように8回99球で仕事を終えた。

 154キロは、夏の故障を無駄にしなかった証と言える。今春選抜で優勝に導くも、夏の大阪大会は左肩の肉離れを発症して登録外に。故障の原因を「上半身の力で無理やり投げていた」と分析し、下半身を連動させたフォームづくりに着手した。

 ウエートトレや走り込みで下半身を強化した。投球フォームは、軸足一本でしっかりと直立してから投球動作に移ることを意識し、下半身主導の形に改善。故障予防の取り組みにより下半身の力が球に伝わるようになった。

 視察したNPBスカウトの一人は「今年のドラフトでも指名されるレベルの投球だった」と驚いた。今夏に甲子園史上最速の156キロを記録した横浜の織田翔希(3年)は、2年秋時点で最速152キロ。同時期の織田の球速を上回り、高校野球史に残るような投手に成長する可能性も十分にある。

 24日の明石商との準々決勝に勝てば来春選抜出場が当確となる。その先にある選抜連覇へ「エースとして自分が勝たせたい」との自覚を口にした。今秋ドラフトが終わる前から、来秋のドラフト戦線がザワついている。(河合 洋介)

 ◇川本 晴大(かわもと・はると)2009年(平21)9月9日生まれ、埼玉県飯能市出身の17歳。小1から泉ホワイトイーグルスで野球を始めて投手。中学では武蔵嵐山ボーイズに入団し、東京城南ボーイズに転籍。大阪桐蔭では1年秋から背番号11でベンチ入り。今春選抜では背番号10で甲子園初出場を果たし優勝に貢献し、今秋から背番号1。50メートル走6秒8。1メートル92、95キロ。左投げ左打ち。

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