阪神・森下翔太 球界初の新人からCS4年連続弾 胸張る連発「個人的にはそれなりに頑張ったシーズン」

[ 2026年10月18日 07:00 ]

セ・リーグCSファイナルS第4戦   阪神5─8DeNA ( 2026年10月17日    甲子園 )

<神・D(4)>7回、2打席連続本塁打となるソロを放ち、笑顔でベンチを指さす森下(撮影・北條 貴史)
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 この男の一発を、みんなが待っていた。2点ビハインドの5回1死。東の真ん中チェンジアップを、阪神・森下が一閃(いっせん)した。打球の行方を確信し、右手をベンチへ突き出しながらダイヤモンドを回り始める。大歓声とともに、打球は左翼席に消えた。

 「もちろん勝つ気でいましたし、最後までやりましたけど。結果は結果。日本シリーズに行けなくて悔しいです」

 CSファイナルSは4連敗で敗退。それでも主砲はやはり、短期決戦で黙ってはいなかった。7回先頭では浜地から一時勝ち越しとなる左翼席へのソロ。15日の第2戦で右太もも裏付近を負傷し、この日は2試合ぶりのスタメン復帰だった。それを感じさせない圧巻の2打席連発。CSでの1試合2発は08年鳥谷以来だ。背番号1の継承者が、聖地に豪快な放物線を描いてみせた。

 CSでは入団から4年連続で本塁打。過去に5人、CSで4年以上連続で本塁打を放った選手はいるものの、新人から同記録を達成したのは森下が初めてだった。ルーキーイヤーから変わらぬ「お祭り男」ぶりを発揮するスラッガーが、今年もバットで魅せた。

 「個人的にはそれなりに頑張ったシーズンかなと思う。でも、課題もできたので、オフにつぶしたいです」

 リーグ3位の打率・292、同2位の35本塁打は自身キャリアハイ。「最低30発」と掲げて臨んだシーズン目標を果たした。それでも、この男に満足はない。5年目の来季は、さらに進化した森下が聖地に帰ってくるはずだ。
(松本 航亮)

 ○…森下(神)が5回と7回に2打席連続本塁打。今CS1、2号で自身の持つ新人からの連続シーズンCS本塁打記録を4年に更新した。新人からに限らない4年以上連続は、デスパイネ(ロ、ソ)と中村晃(ソ)の5年を筆頭に6人目。森下は23年からすべて甲子園で打っており、4年連続の本拠地本塁打は森下が初めて。

 ○…プレーオフ、CSのゲームマルチ本塁打は、25年ファイナルS第4戦のレイエス(日)2本以来の19人目、22度目。阪神選手では08年第1ステージ第2戦の鳥谷敬2本以来18年ぶり2人目。最多記録は19年ファイナルS第4戦今宮(ソ)の3本。

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