阪神・佐藤輝明 11月に「アメリカ横断ウルトラ下見ツアー」も MLB球団は代理人拠点ハワイ集結の動き

[ 2026年10月21日 05:15 ]

佐藤輝の訪問先候補地
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 今オフにポスティングシステムを利用した米大リーグ移籍を目指す阪神・佐藤輝明内野手(27)が、11月に「アメリカ横断ウルトラ下見ツアー」を行う可能性が浮上した。移籍先候補の球場や街を自ら視察し、契約を結ぶ前に生活環境を見極めるとみられる。また、佐藤輝との交渉を有利に進めようと、MLB各球団が、代理人の拠点とするハワイに集結する動きも出てきた。 

 佐藤輝が11月に計画している「極秘渡米」が、移籍先候補の現地調査となる可能性が出てきた。前日19日に阪神が今オフのポスティングシステム利用を容認。トレーニング目的と見られた米国滞在は、別の狙いが加わることになりそうだ。

 あるメジャー関係者は「選手は、興味のある球団と、その都市を下見するのが通例。生活環境は大事だからね。佐藤の場合は、スタジアムや球団施設を見学するかもしれない」と推測した。

 訪問先の候補には、ニューヨーク(ヤンキース、メッツ)、フィラデルフィア(フィリーズ)、サンディエゴ(パドレス)、サンフランシスコ(ジャイアンツ)、ロサンゼルス(ドジャース)、アーリントン(レンジャーズ)など、10カ所近くが挙がる。11月末に優勝パレードやファン感謝デーが控えており、渡米後はいったん帰国する見通し。行き先を絞り込んで2~3カ所の訪問が現実的ながら、短期間で複数都市を巡る“アメリカ横断ウルトラ下見ツアー”となりそうだ。

 同関係者は「1度、日本に帰るということならば、最初の渡米でサインをすることはないはず。視察を踏まえて検討し、11月中の契約を目指すと思う」とも語った。大リーグの現行の労使協定は12月1日(日本時間2日)に失効する。以降の情勢は不透明なだけに、佐藤輝とメジャー球団の双方が11月中の契約成立を目指すことが濃厚だ。

 11月1日に受付が始まるポスティングシステムの申請を前に、MLB側の動きも活発化している。佐藤輝の代理人は、ロッキーズ・菅野と同じショーン・ノバック氏。同氏がハワイを拠点としていることから、別のメジャー関係者は「スカウト陣は、誰がハワイへ行くんだっていう話をしているよ」と明かした。交渉を有利に進めようと、各球団が早期の接触を探っているようだ。プロ野球史上9人目の3冠王に輝いた虎の主砲は、今オフにおけるメジャーの移籍市場の目玉。常夏のリゾート地も舞台に加わり、サトテルを巡る動きが熱を帯びてきた。

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