広島・大瀬良大地 “2冠ボディー”で来季完全復活! 5キロ増で18年最多勝&勝率1位獲った時の水準へ

[ 2026年10月21日 05:05 ]

広島・大瀬良
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 広島・大瀬良大地投手(35)が20日、来季の完全復活へ、2冠ボディーの再現に着手していることを明かした。体重を現状の90キロから5キロ増やし、15勝7敗で最多勝、勝率第1位投手に輝いた18年当時の水準に戻す。10年ぶりに救援登板した9月に全盛期の球威を実感。「まだ伸びしろがあると感じた。もう一度…」。高出力で9回を投げ切る肉体をつくるべく、オフはハードに追い込む。

 秋季練習を免除されてはいても、メニューのハードさと流す汗の量は若手に匹敵する。オフに入って自主的にフィジカル強化に取り組む大瀬良。マツダスタジアムでトレーニングを終え、帰途に就く前に口を開いた。

 「やばい。めっちゃしんどいです。でも、伸びしろにアプローチできるのがうれしい。ワクワクしながら筋肉痛と戦っています」

 2冠を達成した当時の肉体を再現すべく動き出している。体重を現状の90キロから5キロ、筋肉量を2~3キロ、それぞれ増やす今オフの取り組み。達成すれば15勝7敗で最多勝、勝率第1位投手に輝いた18年と同水準になる。9月の体験が起点だった。

 「違う自分が見えたので、もう一度チャレンジしてみようと思えるキッカケになった。体重がある方がパフォーマンスを出せていたところもある。この世界で1メートル88、90キロは軽い方だと思うので、上手に増やせたら」

 右ふくらはぎ痛で出遅れた今季は、先発でも2戦2敗と苦戦を強いられた。だが、出力を取り戻すために挑んだ中継ぎがはまり、9月に再昇格して10年ぶりとなった救援登板16試合で3勝0敗6ホールド、防御率1・80。力強い直球で打者を牛耳る投球が光った。

 「短イニングなら、まだパワーピッチができる。若い時はこういう投球をしていた感覚があるけど、先発をやっていた時は全く考えていなかった。ボールの強さや出力、球速をより向上させたい」

 20年から3度に渡って右肘手術を経験し、「関節の負荷を減らしたい」という理由で90キロ前後を維持してきた体重。今後はフィジカルを強化しつつ、走りやジャンプ、スピードにも目配りし、増量した体を対応させる。全ては来季のためだ。

 「今年投げて、まだ伸びしろがあると感じた。来年、フルで戦うために必要な準備をしたい。また先発に戻る可能性もゼロじゃないので、その出力で9回を投げられる体をつくることができれば」

 完全復活へ、飽くなき向上心。ハードに追い込む投手最年長右腕の姿は、発展途上の若ゴイの手本にもなる。 (江尾 卓也)

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