【ドラフト会議】ヤクルト1位・藤沢は国立大出身野手で歴代最上位指名 池山監督待望の長距離砲

[ 2026年10月23日 05:20 ]

ヤクルト1位 藤沢涼介 ( 外野手・東京ガス 24歳 )

<ドラフト>ヤクルトに1位指名された東京ガスの藤沢(撮影・篠原岳夫)
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 異色の経歴を持つ社会人No・1スラッガーは落ち着いた表情で会見場に姿を現した。東京ガス・藤沢は「強みは“弧の大きいスイング”。広角に打てる打撃が一番の持ち味」と言った。

 横浜国大理工学部出身。化学生命系学科で卒論は「有機系太陽電池についてやっていた」という。国立大出身野手では歴代最上位での指名となり「自分が上のステップを進むことによって、後輩たちが上のステージを目指すきっかけになれば」と思いを新たにした。

 逆境も力に変えた。「高校の時は野球続けるか迷っていた」という中で佐野日大(栃木)3年時はコロナで夏の大会が中止になった。「不完全燃焼だった。そういう経験が原動力になったしそこの期間で頑張って合格できた」。1日10時間の猛勉強。「合格してなかったら野球をやっていたか分からない。今の進路につながっている」と振り返った。

 今季の公式戦26試合で打率・416、4本塁打、27打点の即戦力候補。ヤクルトは今季、12球団最少の83本塁打、総得点も同11位の449と得点力不足に苦しんだ。「長打を打てる選手」を渇望していた池山監督は、自身と重なる右のスラッガー獲得に「楽しみな選手。これからのヤクルトを背負ってくれるようになってほしい」とうなずいた。

 藤沢は「池山さんからバッティングを教わって、少しでもホームランを打てたら」と「ブンブン丸」との対面を心待ちにした。「(愛称は)愛されている証。ぜひ、付けていただきたい」。インパクトを残す活躍を目指す。(小野寺 大)

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