【関西学生野球】関学大V、ドラフト指名なかった飯田が投手3冠でMVP 仲間の「お前が一番」に救われた

[ 2026年10月24日 05:00 ]

関西学生野球秋季リーグ第6節5回戦   関学大13─5近大 ( 2026年10月23日    わかさスタジアム京都 )

<近大・関学大>優勝を決め、観客からの祝福に応える関学大・飯田(撮影・井口 裕介) 
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 関学大が4季ぶり18度目(旧リーグ含む)の優勝を果たした。近大に13―5で勝って関大と勝ち点4で並び、勝率で上回った。全日程を終了し、最優秀選手には関学大の飯田泰成(4年)が選ばれ、最優秀投手、ベストナインを含む投手3冠は23年秋の関大・金丸夢斗(現中日)以来となった。関学大は明治神宮大会の出場権を懸け、関西地区大学野球選手権(30日開幕、GOSANDO南港)に出場する。

 最後の打者を1球で遊飛に仕留めると、マウンド上の飯田は両腕を大きく突き上げた。

 「4回戦はふがいないピッチングで負けかけた。ホッとしました」
 勝ち点を取れば優勝、落とせばV逸の重圧が懸かった近大戦だった。13日の3回戦は12回2失点完投で引き分け。21日の4回戦は6回3失点で降板も、1―3の9回に味方が宮原から2点を奪って引き分けに持ち込み、新リーグ史上初の5回戦に持ち込んだ。前日22日のドラフトでは指名がなかったが、仲間の「飯田が一番だ」の言葉に救われた。この日は1点劣勢の6回から救援し、味方打線の爆発を呼んだ。

 ドラフト上位指名を受けた関大・米沢、近大・宮原、立命大・有馬と投げ合い、リーグ最多タイの5勝(1敗)。4完投を含む66投球回、防御率1・36の活躍で投手3冠に輝いた。「神宮の景色を後輩に見せられるように頑張りたい」。2年前、先輩たちに連れていってもらった神宮球場へ、今度は自らの左腕で導く。 (石丸 泰士)

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