ブルワーズのコントレラスが攻守で躍動 名捕手モリーナに通じる「即興の配球術」とは

[ 2026年10月25日 09:20 ]

ブルワーズのウィリアム・コントレラス(AP)
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 ブルワーズのウィリアム・コントレラス捕手(28)が、ワールドシリーズ第1戦で攻守にわたる存在感を示した。米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は24日(日本時間25日)、オールスター選出3度の捕手がスーパースターへと進化していると報じた。

 24日(日本時間25日)のレイズ戦で2安打1打点1四球。今ポストシーズン(PS)は全試合全イニングに出場し、打率.394、3本塁打、出塁率.487、OPS1.184を記録している。しかし、同記者が特に注目したのは、数字に表れない捕手としての能力だった。

 先発のミジオロウスキーは最速100マイル(約160.9キロ)を超える速球を持ちながら、制球に苦しんでいた。コントレラスはその日の球の状態を見極め、事前の配球計画を柔軟に修正。5回1失点の投球を支えた。ブランドン・ウッドラフ投手は「試合中に修正できる能力が素晴らしい」と評価し、名捕手ヤディエル・モリーナを引き合いに出した。

 投手コーチのクリス・フックによれば、コントレラスはスカウティングレポートと異なる球種を要求することもある。第1戦では当初の第2案だったカッターが有効と判断し、積極的に使ったという。守備でも5回と6回に盗塁を阻止。ワールドシリーズで2イニング連続して盗塁を刺し、イニングを終わらせたのは1970年のジョニー・ベンチ以来だった。

 9回にはワンバウンドの変化球を3球連続で止め、同点走者の生還を防いだ。マーフィー監督が「俺のピットブル」と呼ぶ闘争心も持ち味だ。打撃コーチのボーゲルバックは「彼はすべての重要な場面で、自分が中心になりたがる。どんなスポーツでも、そんな選手はめったにいない」と語った。

 2027年の契約には年俸1450万ドルの球団オプションがあり、その後はFAとなる。主力選手をFA前に放出してきたブルワーズだが、攻守の要となったコントレラスを手放せるのか。ローゼンタール記者は「彼はブルワーズの心であり、魂であり、度胸と頭脳でもある」と結んでいる。

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