広島・高太一 大商大の後輩との対戦「楽しみ」DeNAドラ1位・星野&オリックス同3位・春山は3学年下

[ 2026年10月30日 05:05 ]

マツダスタジアムでキャッチボールを行う高(撮影・渕上  幹也)
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 広島・高太一投手(25)が29日、後輩に“必勝”を誓った。今季56試合登板とセットアッパーとして台頭した左腕は、大商大の3学年下でDeNAドラフト1位・星野世那投手(22)とオリックス同3位・春山陽登外野手(21)との対戦に「楽しみ」と胸を躍らせた。一方で、チームに加わる同3位・野原元気投手(22)、同4位・吉川凌平投手(22)、同6位・森煌誠投手(21)には「負けないように」と闘志を燃やした。 

 マウンドに立てば、同門の後輩だろうが、容赦はしない。高は、同じ関西六大学野球の雄「SHODAI」のユニホームに袖を通した後輩たちとの対戦を、心待ちにする。

 3学年下の星野とは、普段から連絡を取り合う仲。「真っすぐも強いし、コントロールも良くて変化球もすごい。何より大商大という“勝つのが当たり前”とされるチームの中でエースとして勝ち続けてきたという実績もある」。ただ、同リーグのライバル球団のドラフト1位左腕。勝負になれば、話が違う。

 「一緒に同じ舞台でやれる楽しみもありますし、投げ合えたら幸せ。でも3年間プロでやってきた先輩としての意地もあるので、負けないように頑張らないといけない」

 それは、もう一人の後輩についても同じ。リーグ通算13本塁打を放ち、34年ぶりに連盟記録を塗り替えた春山とは、プロではリーグこそ違うものの、交流戦で対戦する可能性がある。「すごい熱くて、本当に努力もできる選手。あんないいバッターは対戦したくないけど…対戦するならファーム・リーグではなく、1軍でやりたい」と闘志を燃やす。

 発奮材料は、他チームに入る後輩だけではない。自軍にもドラフトで指名された3投手が加入する。来季も投手陣のサバイバルは必至。だからセットアッパーとして56試合に登板し、3勝2敗24ホールド、防御率1・90をマークした1年にも、満足はしていない。

 「ピッチャーは、やっぱり競争がすごい激しいので。僕もまだ1年しかやれていない。負けないように、来年もっと成長した姿で臨まないと、すぐに下から入ったいい選手にまくられてしまう」

 この日はマツダスタジアムでの秋季練習でキャッチボールなどに取り組んだ後、広背筋のウエートトレーニングとエクササイズにも励んだ。来季目標に掲げる「最速157キロ」に照準を定め、フィジカル強化を推進する。

 「今は体を鍛えて、大きくして、それを動けるようにして2月に臨みたい」

 来季は後輩たちの前に、文字通り一回り大きくなって、仁王立ちする。 (渕上 幹也)

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