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宇佐美正パトリック「ここを勝てば…ファンを黙らせたい」 RIZIN初メイン&“敵地”長崎でKO宣言!

[ 2026年9月26日 09:00 ]

ボディブローのミット打ちをする宇佐美正パトリック(撮影・酒井卓也)
Photo By スポニチ

 10月3日に開催される「RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI」(HAPPINESS ARENA)に参戦する総合格闘家の宇佐美正パトリック(26=ハイブリッドアカデミー)がスポニチアネックスの独占インタビューに応じ、堀江圭功(ALLIANCE)との1戦に向けた意気込みと、その先に見据えた野望も明かした。

 「ここを勝てばベルト戦線も見えてくる。アウェーなのでしっかり倒して、相手のファンを黙らせたい」

 昨年11月、地元関西で開催された「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」(GLION ARENA KOBE)では“桜庭ジュニア”こと桜庭大世に一本負け。その後、負傷箇所を治療し、体を“オーバーホール”した。そして再起戦となった今年5月の「RIZIN.53」(GLION ARENA KOBE)で元パンクラス王者の雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)と対戦。わずか98秒でカウンターの左フックでダウンを奪うと、サッカーボールキックを蹴り込み、再起戦を見事なKO勝利で飾った。

 「思ったよりも相手がすごい打ち合いに来てくれた。いつもよりちょっとアグレッシブにいけたし、思ったより展開が早く進んだ試合ではあったかなと思います」と振り返った。

 そしてその1ヵ月後には、「Breaking Down20」で細川一颯(フリー)と対戦した。24年大みそかの「RIZIN DECADE」第1部「雷神番外地」以来となる再戦が実現した。バッティングのアクシデントがありながらも、宇佐美が有効打をヒットさせて3Rを戦い抜いた。ジャッジ5人中4人が宇佐美を支持して、再戦でも細川のリベンジを許さなかった。

 「細川くんも練習していて、技術も上がって強くはなってたと思うんですけど、やっぱり1分というのがプロと違いすぎた。練習してるとはいえ試合は違うので、ルールの難しさはあった」と振り返りながら、「メインイベントで試合をさせてもらって、名前も覚えてもらって街でも声をかけられることも増えた」と反響の大きさも明かした。

 そして今年の夏は、東京で平本蓮の打撃対策パートナーとして剛毅會で出稽古に赴いた。「岩崎(達也)先生に自分が悩んでることを聞いたりした。あと自分の打撃反応を上げるために篠塚くんと向き合って練習することもありましたね」と技術向上の期間になった。

 RIZINでは今年2戦目となる今回は、UFC経験者でRIZINでもタイトルマッチ経験のある堀江との対戦が決定。堀江とは昨年から対戦を熱望していた。

 「ストライカーでもあるし、MMAの中でもみんなが強いと知っている。UFCも経験していて、実績もある選手。いつか戦うと思っていた」と対戦したかった理由を語り、「やっとみんながわかりやすいトップ戦線の相手と決まって、すごくうれしかった」と対戦オファーが届いたときの心境も明かした。

 8月に開催された「RIZIN.54」のリング上でこのカードが発表されると堀江は「RIZINと世間に…」と前置きした上で「強敵のピットブル選手に勝ったのに認められてない感じがして腹が立ってます。“今に見とけよ!”という思いを、宇佐美選手には恨みはないですけどこの思いをぶつけたいと思います」と不満ともとれる言葉を口にしていた。

 宇佐美は「俺に言ってましたよね?すごい子どもやなと思った」とバッサリ。「自分は、相手にリスペクト持って試合をするんですけど、あの場でも敬意を込めてあいさつもした。でも思った答えではなかったので、少しビックリはしましたけど、特別気にすることはなかった。上手いこと遠回しに言うような感じで言ってましたけど、逆に足元をすくってやろうと思います」と意気込んだ。

 相手の印象については「しっかりストレートを踏み込んで打っていきながらも、MMAをしっかりしてくる選手だと思う」と語った。

 今回の試合に向けて力を入れてきたのはフィジカル強化だ。「タックル入ってかち上げられるようになったし、レスラー相手にもしっかりタックルに入れるようになった。テークダウンもしっかり取れるようになった。フィジカルをやるようになって、体の連動性がすごく良くなった。無駄な動きが無くなったと思います」と説明した。

 RIZINの初メインイベントを務めることについては「すごい重要な仕事だと思っている。大会最後の試合で、ファンに1番印象を残す」と語り、「ぶっ飛んだヤバい試合を見せて自分が倒したい。アウェーなので相手のファンを黙らせたい」と気合いを入れた。

 そしてここで勝てばベルト戦線も見えてくる。「『超RIZIN5』で野村選手とサトシ選手がめちゃくちゃ激闘の良い試合をしてたと思うんですけど、堀江選手にKOで勝てば、“自分はKOしてるから先にタイトルやらせてほしい”というわがままも聞いてもらえるかもしれない。だからここはしっかり倒したい」とタイトル挑戦へKO勝利を狙う。

 最後に「自分はバックボーンがボクシングで、みんなド突き合いの試合が見たいと思う。堀江選手がどんな展開に持ってこようとしても、しっかり封じて打撃でしっかり倒したい」とメッセージを送った。(酒井 卓也)

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