ビヨーンズ「灰to」が話題に 「SNSのバズ×スキル」でJuice=Juiceに続くヒットなるか?

[ 2026年10月6日 15:21 ]

BEYOOOOONDS
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 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)」の「灰toダイヤモンド」がリリースから約2年を経て、再評価されている。「Juice=Juice」の「盛れ!ミ・アモーレ」のヒットに続けるか期待だ。

 同曲はリリース当初からファンの間では言わずと知れた名曲。2024年3月のライブ「Hello! Project ひなフェス 2024」で初披露するやいなや衝撃を与えた。ビヨーンズは寸劇を取り入れたコミカルな楽曲が特徴のハロプロきっての個性派グループ。デビュー以来、唯一無二のトンチキ路線を歩んでいた。しかし、同曲はハロプロ王道のファンクとなっている。

 楽曲の制作にあたり、メンバー発信で作曲を担当した星部ショウ氏ら制作陣とのミーティングを行ったという。星部氏のビヨーンズへの絶大なる信頼のもと、4声コーラスとダブル主旋律の超高難易度の構成が誕生。清野桃々姫のトークボックスや東京音大卒の小林萌花のエレクトリックピアノなど、個人の見せ場もふんだんに盛り込まれた。メンバーが1人ももれなく主役で、“個性派実力集団”としてのスキルを遺憾なく発揮するキラーチューンとなった。

 一方で、ハロプロファンの枠を超えた爆発的なヒットには至らなかった。しかし、今年8月から9月にかけて一般ユーザーのSNS投稿をきっかけにじわじわとリスナーの層を拡大。ブームの兆しを見せている。SNSには「最近知った勢だけどもう虜」「軽い気持ちで見たらびっくりした」などの声が上がっている。

 リリースから時を経て女性アイドルの楽曲が流行するケースは多々ある。「超ときめき宣伝部」は、「ときめき宣伝部」時代の2018年にリリースした「すきっ!」が2021年の春ごろからTikTokで話題を集め、同年5月に「すきっ!~超ver~」をリリース。計114回も「すきっ!」というフレーズが登場するキャッチ―な歌詞や手でハートを作るダンスが人気となり、世界68カ国以上でチャートインした。

 2020年5月にリリースされた「新しい学校のリーダーズ」の「オトナブルー」は、首を横に激しく振る「首ふりダンス」が23年にSNSで大バズり。瞬く間に若者の間で拡散され、「TikTok上半期トレンド大賞2023」を獲得した。23年のNHK紅白歌合戦に初出場。昭和歌謡をほうふつとさせる懐かしいメロディーは幅広い世代に支持された。2組ともリリースから数年のタイムラグを経て、SNSをきっかけに注目を集めた。

 共通するのはブレークまでの過程だけではない。2組とも脚光を浴びる前から高い歌唱力と確立された世界観があり、ライブパフォーマンスに定評があった。地道に鍛え上げてきたパフォーマンス力があったからこそ、一過性のブームで終わらせずに多くのファンを獲得することができた。「SNSのバズ×スキル」が令和のヒットの法則の1つといえる。

 ハロプロはJuice=Juiceが「盛れ!ミ・アモーレ」が一大旋風を起こし、高い歌唱力とダンススキルが注目されたが、他にも実力と個性を併せ持ったグループがそろっている。ビヨーンズがJuice=Juiceに続けるか、他のグループが新たなムーブメントを起こすか、目が離せない。

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