【王座戦】伊藤匠王座VS広瀬章人九段、第4局は互角で夜戦へ 「広瀬の9筋、伊藤の3筋」が主張点

[ 2026年10月14日 17:42 ]

王座戦第4局に臨む伊藤匠王座(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 伊藤匠王座(24)=叡王との2冠=に広瀬章人九段(39)が挑む第74期王座戦5番勝負第4局は14日、神戸市のホテルオークラ神戸で伊藤の先手で始まり、戦型は相掛かりになった。

 午後5時、65手まで進んで夕食休憩に入った。ここまで伊藤の2勝1敗で迎え、伊藤が勝てば連覇となる。現地大盤解説会に出演した冨田誠也五段は「お互いに力の出る展開。いい勝負だと思います」と見立てた。

 昼食休憩前、広瀬が放った左右両にらみの自陣角。伊藤は49手目、8筋に角を打ってこの角を盤上から消しにいった。交換後、広瀬は再度、自陣角を放つ。そして8筋に右桂を跳ね、さらに午前中、伊藤が突き越した9筋の歩に歩を合わせてとがめにいった。

 伊藤も黙っていない。4段目まで進出させた右銀を活用すべく、3筋の歩交換の後、広瀬桂の頭へ歩を打って確保。「広瀬の9筋、伊藤の3筋」とお互いの主張点が可視化され、夜の戦いを「広瀬九段が先手に攻めさせて、どう対応していくのか?」と見どころを語った。伊藤が攻め、低い陣形を敷いた広瀬がどうカウンターへ移るか。夜も長い戦いになりそうだという。

 夕食休憩までの消費時間は持ち時間5時間から伊藤が3時間52分、広瀬は3時間16分消費した。夕食メニューは伊藤が神戸ビーフのボロネーゼ、広瀬は焼き鮭いくら丼。午後5時半再開。

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