Sadie真緒「昔からのファンも、新しく知った人も同じ土俵で」 「悪の花」と「PANDRA」携え切り開く新しい未来

[ 2026年10月14日 20:30 ]

Sadie真緒、11年ぶり新曲でメロディーを8回作り直し 「昔の方が良かったね」への恐怖と向き合った「悪の花」
Photo By 提供写真

 11年ぶりの完全新作「悪の花」を9月23日にリリースし、12年ぶりとなるフルアルバム「PANDRA」の発売を12月に控える5人組ロックバンド「Sadie」。2027年1月8日からは同作を携えた全国ツアー「THE BLEEDING BLACK MASS」もスタートする。ボーカルの真緒がスポニチアネックスのソロインタビューに応じ、新曲をライブで届ける高揚感や、ファンとともに描くこれからについて語った。(ヴィジュアル系特集取材班)

 「過去のSadieを知っている方々も、新しく知る方々も、同じ目線、同じ土俵でライブを見ることができると思うので、楽しみにしていてほしいですね」

 再集結から約3年。過去曲を現在の5人で再構築するセルフカバーを経て、「悪の花」、そして全曲新曲の「PANDRA」へ。Sadieはいよいよ新しい楽曲をライブの中心に据える。

 1月8日、滋賀U☆STONEで幕を開ける全国ツアーについて、真緒は「もちろん過去の楽曲たちも含めてやらせていただくんですけど、基本的にはメインのセットリストの中には『PANDRA』の作品が全部詰まっていくことになる」と明かした。

 活動休止前から歩んできたファンもいれば、再集結や「悪の花」をきっかけにSadieを知った人もいる。過去曲に重なる記憶はそれぞれ違うが、「PANDRA」は誰にとっても新曲だ。

 「人によっては変わったなと思うかもしれないですし、時間が経った延長線上にいるなと思うかもしれないですし」

 その受け止め方を一つに限定するつもりもない。

 「僕たちをどのタイミングで知って好きになってくれたかによって、聴こえ方や見え方は変わるかもしれませんけど、何より自分たちが一番これだと思って表現するものを、理解してくれとは言わないんですけど、受け止めてほしいなと思っています」

 取材時点では「PANDRA」はまだ制作の真っただ中だった。

 「絶賛今、曲を作りつつレコーディングに取りかかっている真っ最中なんですよ。この取材前にも微調整をしたりしていたんですけど、すごく生々しく今動いてます」

 曲作りは、楽しいだけではない。メロディーや歌詞が思うようにはまらず、もがく時間もある。

 「苦しい時の中に基本的にはもがくんですけども、一筋の脱出口が出るわけですよ。そこが見つかった時というのがやっぱり『よっしゃ!』と思いますし、楽しいのは楽しいですね」

 考え抜いた末に見つかることもあれば、ふと力を抜いた瞬間に糸口が現れることもある。その瞬間があるから、物作りを続けられる。

 「そういう出口が見つかった時の楽しさがあるからこそ、こういう物作りというのが、自分の人生の中でやっていく上で幸せなことだと思います」

 11年ぶりの完全新作、12年ぶりのフルアルバム。長い空白を越えた歩みの根底には、待ち続けてくれたファンへの思いがある。

 「いろんなバンドがたくさんある中で、ありがたいことに8年間活動休止させてもらって復活して、今こうして世の中に出させていただけているのは、本当にファンの皆さんが待っててくれた、信じてくれてたおかげだと思っています」

 だからこそ、昔のSadieを再現するだけでは終わらない。

 「その期待を裏切ることもなく、年を重ねると新しい景色であったり、新しい未来を切り開く僕たちでいたいので」

 最後に、真緒はこう呼びかけた。

 「音源然りライブ然り、僕たちの『生きる』という意味のメッセージを叩き込まれてください」

 昔からSadieを知る人も、これから出会う人も、「悪の花」、そして「PANDRA」では同じスタートラインに立つ。5人が見据えるのは、懐かしい景色の再現ではなく、ファンとともにまだ見たことのない未来を切り開くことだ。

続きを表示

「【Sadie特集】 独占ソロインタビュー&ライブレポート|ヴィジュアル系ロック最前線」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2026年10月14日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->