【王座戦】広瀬章人九段 8年ぶりタイトルへ執念! 「次は大きな一番に」40歳誕生日を前に不惑の覚悟

[ 2026年10月14日 21:03 ]

王座戦第4局に勝利し、感想戦を行う広瀬章人九段
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 将棋の第74期王座戦5番勝負は14日、神戸市のホテルオークラ神戸で第4局が指され、後手の挑戦者・広瀬章人九段(39)が伊藤匠王座(24)=叡王との2冠=を94手で破り、シリーズ成績を2勝2敗としてタイに戻した。決着は27日、山梨県甲府市の常磐ホテルでの第5局へ持ち越された。

 戦型は相掛かり。広瀬は序盤に9筋を突き越され「進んでみると失敗かな」と形勢を悲観した。63手目、左桂を奪われる駒損の展開にもなったが、「左辺の戦いになれば(敵陣が)壁になる。駒損ですが、それなりに勝負形かな」。手応えも感じながら指し続けたそうだ。勝利が見えたのは「最後の最後。シリーズとしては追い付いてフルセットになった。悔いの残らないように指したい」と13日後の決戦へ意識を向けた。

 8年ぶりのタイトルへあと1勝とした。18年度竜王戦7番勝負では通算100期の金字塔を目指した羽生善治九段に挑み、4勝3敗で奪取した。しかし以降は翌年の防衛失敗を含む4度のタイトル戦を落とし、8年間無冠が続く。「次は大きな一番になる。精一杯臨みたい」。来年1月に迎える40歳の誕生日を前に、不惑の覚悟を語った。

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