VIVANT制作陣の「教養」エグイ! 架空の書籍タイトルに“伏線”ズラリ 「すげえ」「匂わせてる」

[ 2026年10月20日 11:57 ]

日曜劇場「VIVANT」第21話。ハンリンシン(宮下今日子)とリュウミンシュエン(堺雅人)(C)TBS
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 TBS系日曜劇場「VIVANT」第2シーズン第11話(第21話)が18日に放送され、放送後に公開された次回予告を巡り、視聴者の考察が広がっている。

<※以下、ネタバレ有>

 第20話では、別班員奪還作戦が佳境を迎え、出国を目前にした乃木らがゴルバド警察に包囲される絶体絶命のピンチに陥った。そこへバルカ共和国の警察官・チンギスが登場。SNSでは「チンギスかっこよすぎ!」「チンギス登場で痺れた!」など、歓喜の声が相次いだ。

 放送後、同局が公開した次回予告では、後半に山積みの書籍が一瞬映し出された。「ノアの方舟」「ノアの羅針盤」「方舟に乗れなかった者たち」「ノアと鳥たちの対話」「創世記の余白」「北欧とゲルマンの神話事典」のほか、「日本書紀」「島根の洪水伝説」など、神話や洪水に関連するタイトルが並んでいる。

 同作では、第1シーズンから宗教を連想させる描写が登場。第2シーズンでも、乃木と父・ベキが「ノアの方舟」に関心を持っていたことが明らかになっている。野崎が降り立った場所は「エルサレム」で、ノアの方舟が漂着したとされる「アララト山」も登場。第16話では、別班員が十字架にかけられたように描かれる場面もあった。さらに、後半の舞台となったアゼルバイジャンには、ノアの墓所とされる場所がある。

 「ノアの方舟」は、旧約聖書「創世記」に登場する物語。地上に悪が広がったことから神が大洪水を起こす中、ノアは方舟を造り、家族や動物たちとともに生き延びる。洪水の後、神は二度と洪水で地上を滅ぼさないと約束する。

 一方、「ノアの羅針盤」「方舟に乗れなかった者たち」「ノアと鳥たちの対話」「創世記の余白」は、今回の映像に映った書名と同一の実在書籍を確認できていない。物語上の象徴として配置された可能性も考えられる。

 羅針盤は「進むべき方向」を連想させる。「方舟に乗れなかった者たち」は、救われる命と救われない命の対比を思わせる。「ノアと鳥たちの対話」は、聖書で洪水の状況を確かめるために放たれた鳥を連想させ、「創世記の余白」は、語られていない過去や隠された真実を想起させるタイトルだ。

 注目されるのは、旧約聖書に関する書籍だけでなく、日本の神話や伝承を扱う本も並んでいる点だ。「北欧とゲルマンの神話事典」には、世界の終末と再生をめぐる神話との連想がある。「日本書紀」には、イザナギ・イザナミの国生みやスサノオにまつわる神話が記されている。

 さらに「島根の洪水伝説」は、乃木の実家がある奥出雲とのつながりを想起させる。出雲地方には斐伊川の氾濫やヤマタノオロチ伝説など、水にまつわる歴史や伝承がある。世界の洪水神話と日本の神話、そして乃木のルーツがどのように結び付くのか、関心が集まっている。

 SNSでは「洪水=核では」「核融合が大洪水で、スサノオがノゴーン・ベキ?」「これ、偶然じゃないよね?」「ベキが生きているというメッセージ」「制作陣の教養エグイ」「ノアの方舟の伏線回収か…これはベキの再登場の匂わせ…」など、さまざまな考察が投稿されている。

 乃木とベキが関心を寄せた「ノアの方舟」、乃木のルーツである奥出雲、そして洪水や再生をめぐる神話の数々。次回以降、これらの要素が物語にどう関わるのか注目だ。

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