「寅さんサミット2026」開幕 美保純がゲスト出演「芝居は目の大きさじゃない」渥美清さんの金言紹介

[ 2026年10月31日 16:12 ]

渥美清さん演じる車寅次郎を背景に写真に納まる(左から)美保純、山田洋次監督、北山雅康
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 映画監督の山田洋次氏(95)と女優の美保純(66)が31日、東京・柴又で「寅さんサミット2026」のトークショーを行った。渥美清さん(96年死去)主演の不朽の名作シリーズ「男はつらいよ」のイベント。今年で12回目の開催となる。今年は第41作の舞台となったオーストリアのウィーンなど、28の地域のブースが集まり、会場を盛り上げた。

 美保はタコ社長の娘、朱美役を演じた。コロナ禍で気分が落ち込んでいた時にも柴又を訪問していた。「友達がいて、寅さんがカップルを邪魔する土手によく行って、歩いたりしていました」と当時を振り返った。京成電鉄の柴又駅前にある寅さんとさくらの銅像についても言及。「寅さんを抱きしめて、心が温まった」と柴又が、心のよりどころとなっていたことを明かした。

 それを聞いた山田監督からは「今度は美保純ちゃんの銅像を建てよう」と提案がなされた。美保は「どんなポーズ?シャツを入れている時のポーズ?」と驚きながら山田氏のアイデアを聞いていた。

 美保はタコ社長の服と、朱美の服装の色にある共通点も指摘。山田監督は「そういえばそうだな。タコ社長は相当強烈な人だからね。娘もかなり個性的な人でないと駄目だと思った。とても良かったよ、あなたの娘さんは」と創作秘話と美保への賛辞を口にした。

 2人は渥美さんとの思い出も語った。美保にとっては兄のような存在だったといい、現場でも頼もしい存在だったことを告白。目が小さいことを気にし、アイラインを太く引く美保を渥美さんは一喝。「俺だって目が小さいけれどもやれている。芝居は目の大きさじゃない」。渥美さんから言われた言葉を紹介し、会場を沸かせた。

 山田監督も「うまく芝居を受け止めてくれる」と渥美さんを絶賛。「小さい渥美さんの目がふと潤んだり、キラキラと輝いたりね。物凄く表現豊かなんだよね。悲しい表現も目だけでできる」と往年の名優をしのんだ。

 イベントには三平ちゃんを演じた北山雅康(59)も登場した。

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