【前橋競輪 G3三山王冠争奪戦】渡部幸訓 ゴール前勝負制し記念初V 「泣きそうなくらいうれしい」

[ 2026年8月30日 18:21 ]

前橋記念を優勝した渡部幸訓
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 前橋競輪開設76周年記念G3「三山王冠争奪戦」は30日、12Rで決勝戦が行われ、渡部幸訓(43=福島・89期)が優勝。初の記念制覇を飾り、賞金655万円(副賞含む)を獲得した。G3Vは2021年3月21日の宇都宮国際自転車トラック競技支援競輪以来2回目。

 レースは佐々木悠葵がスタート。佐々木―渡部―阿部力也―浅井康太―吉田敏洋―南修二―青野将大―小原太樹―伊藤旭で周回。残り2周半で浅井―吉田が上昇すると佐々木が突っ張る。そこを青野―小原が仕掛け、南が切り替えて続く。4番手以降は佐々木―渡部―阿部―伊藤―浅井―吉田で打鐘を通過。打鐘過ぎ4角から佐々木が巻き返し、青野の逃げを捲り切る。小原は佐々木―渡部の3番手の内に切り替えて外の阿部と並走。佐々木―渡部で直線に入り、両者のゴール前勝負になり渡部が差して制した。

 渡部は「佐々木君に任せていたし(佐々木の)スピードがいいので集中していた。佐々木君が絶妙のタイミングで仕掛けてくれた。ゴール前でハンドルを投げたけど(抜いたかどうかは)半信半疑でした」とレースを振り返った。そして表彰式では「初めての記念優勝でうれしいです。本当は泣きそうなくらいうれしいです」と喜びを語った。

 「前回の(G3)優勝はトラック支援だったし、記念優勝はずっと目標にしていた。年齢的にも(記念)優勝ができてホッとしている」。デビュー23年目で記念優勝を決めた渡部の差し脚は“追い込みの充実期”を感じさせる切れだった。

 ◇渡部 幸訓(わたなべ・ゆきのり)1983年(昭58)6月25日生まれ、福島県相馬郡出身の43歳。県立白河実業高卒。2004年7月3日、平でプロデビュー。通算成績は1663戦339勝。1メートル67、75キロ。血液型O。

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