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何かを暗示している出場決定 イタリア“粋な形”で決めた

[ 2009年10月11日 15:21 ]

 【イタリア2―2アイルランド】後半42分に勝ち越され、イタリアの予選突破は最終戦に持ち越しかと思われた。だが誰も下を向かない。ロスタイムに入る直前、速攻から劇的な同点ゴール。決めたジラルディノは「最高に粋な形で目的を果たせた」と顔を紅潮させた。

 8試合3失点と堅かった守備が、大黒柱カンナバロの出場停止で安定感を欠いた。前半8分にFKでマークが甘くなって先制点を許す。同26分にカモラネージが同点としたが、またセットプレーからゴールを割られた。
 後半途中から司令塔のピルロを軸に巧みなパス回しでボールキープし、終了の笛が鳴るまで相手をいなす態勢に入っていた。イタリアが伝統的に得意なはずのパターン。それが終盤の失点で崩れたが、慌てなかった。
 「逆境で威厳を示せた」とリッピ監督。相手が調子づいて前掛かりになったすきを突いてカウンター攻撃を仕掛け、ジラルディノの右足ダイレクトシュートにつなげた。
 「1試合を残して予選突破を決めたのは(ともに優勝した)1982年と2006年に続いて史上3度目だ。何かを暗示していると思いたい」。名将の口調は冗談交じりだったが、王者の意地を見せつけた選手たちに手応えを感じたはずだ。(共同)

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