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決勝T進出へ崖っ縁 韓国メディアが日本と比較し嘆く「天才ばかりに頼って」「日本は直接人材を育て」

[ 2026年6月27日 22:58 ]

まさかの敗戦にぼう然とする孫興民を中心とした韓国選手たち(ロイター)

 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)で韓国の決勝トーナメント(T)進出が危機的状況になる中、同国の朝鮮日報(電子版)は27日、日本の育成過程と比較して現状を嘆いた。

 韓国は1次リーグでチェコを破り、幸先のいいスタートを切ったものの、共同開催国のメキシコに続き、南アフリカにも敗北。勝ち点3に留まった。各組3位の12チーム中、成績上位の8組が進める決勝Tへ、8番手と崖っぷちに立たされている。

 こうした中、同紙は「韓国が数人の天才ばかりに頼ってきた間、日本はシステムで選手を育成していた」の見出しで、まず日本の今大会の戦いぶりを回顧。「日本は昨年10月からAマッチ10試合で7勝3分けと一度も負けていない。この期間中にブラジルとイングランドも破った」と、強豪相手にも好成績を収めているとした。

 90年代に日本が「100年計画」として、100年かけてW杯優勝を成し遂げる計画を、後に2050年までに前倒ししたことを指摘。体系的なユース育成プログラムや、選手の海外進出サポートなど、長期的視野に立った理念を紹介した。

 その上で、韓国の育成過程と比較。「現在、欧州5大リーグやオランダ、ベルギーなどの主要リーグでプレーする日本人選手は62人に上る。だが、韓国の選手は13人しかいない」と分析した。

 日本の森保一監督が、U-23代表も指揮したことにも言及。「ユース代表として活躍していた選手が突然、日本代表チームに選ばれたとしても、チームの戦術を習得し、チームに溶け込むことに何の問題もない」と称賛した。その一方で、「韓国のサッカーには長期的なビジョンがなく、目先の成果ばかりを追っているのが現実だ」とした。

 21-22年シーズンにトットナムでプレミアリーグ得点王に輝いた孫興民を引き合いに、「サッカー関係者の間からは「韓国はときどき、天から天才を授かるが、日本は直接人材を育てている」と言われるのもこのためだ」と指摘。協会の育成プロジェクトについても、「その後もW杯出場やグループリーグ通過といった「短期目標」に執着する姿勢は変わらなかった」とした。

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