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北海道新聞記者拘束 在ロシア日本大使館領事面会できず 実現19日以降か モスクワ東部の拘置所

[ 2026年10月18日 05:30 ]

ロシア極東サハリン州で、北海道新聞記者の拘束に向かう連邦保安局の当局者(同局提供・タス=共同)
Photo By 共同

 ロシア連邦保安局(FSB)に極東サハリン州で拘束された北海道新聞の記者について、在ロシア日本大使館は16日、勾留先でモスクワ東部にあるレフォルトボ拘置所を大使館員が領事面会のために訪問したが、面会できなかったと明らかにした。面会実現は19日以降になる見通し。レフォルトボ拘置所はFSBが管轄する。

 領事面会は外国で拘束された国民の健康状態の確認などのために被拘束者の国の領事が面会する権利で、国際法にも規定されている。日ソ領事条約の規定では、拘束から4日以内の領事面会の権利を定めており、16日が4日目だった。

 ロシア側からの「領事通報」は現地時間15日にあった。日本側は16日中の面会を申し入れていた。日本外務省は「引き続き一日も早い領事面会の実現に向けてロシア側に働きかけていく」としている。

 レフォルトボ拘置所は、ソ連時代はFSBの前身である国家保安委員会(KGB)が運営し反体制派など政治犯らを収容する施設として知られた。ソ連崩壊後のロシアでもスパイ容疑や国家反逆容疑など重罪の嫌疑をかけられた容疑者が勾留されてきた。

 同拘置所には、軍産複合体に関する機密文書を入手しようとしたとしてスパイ容疑で拘束された米紙ウォールストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ記者も2023年3月の拘束直後に勾留された。同記者は容疑を否認し続け、24年7月に懲役16年の判決を受けた後、同8月に米ロ間の大規模な身柄交換で米国に帰国した。

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