【侍ジャパン】山本由伸 打線の強力援護に感無量 4回2失点、先頭打者弾から立ち直り強力打線圧倒

[ 2026年3月15日 11:37 ]

第6回WBC 準々決勝   日本―ベネズエラ ( 2026年3月14日    フロリダ州マイアミ )

WBC準々決勝<日本・ベネズエラ>初回、アクーニャに先制ソロを打たれる山本(撮影・沢田 明徳)  
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 先発の山本由伸投手(27)がチームの好循環を確実なものとした。先頭打者弾を浴びるなど、2回まで毎回失点を喫したが、3回の味方の逆転劇で完全によみがえった。

 流れが一変したのは1―2の3回だった。1死一、二塁、佐藤輝明が右翼線に同点適時二塁打を放ち、続く森下が左翼ポール際へ、勝ち越しの3ラン。山本はベンチで微笑みを浮かべ、感無量の表情で打線の躍動を見守った。

 先制点を失ったのはプレーボールから2球目だった。23年に史上初の「40―70(41本塁打&73盗塁)」を達成し、ナ・リーグMVPに輝いた1番・アクーニャに96.5マイル(約155.3キロ)直球を右中間席へと運ばれた。大谷の本塁打で同点に追いついた直後にも失点を喫した。2回無死、対戦被打率.700の5番・トーバーに中越え二塁打を許し、次打者・トーレスの左越え二塁打で勝ち越し点を与えた。3回は無失点で終えたが、3イニング連続で先頭打者を出塁させるなど、安定感あふれる普段の姿ではなかった。

 ベネズエラは1次ラウンド4試合で26得点を記録。全ての試合で初回に得点を挙げ、試合を優位に進めてきた。侍ジャパンのエースもその流れを止めることはできなかった。だが3回、味方の逆転劇を受け、完全に普段の姿を取り戻した。4回は先頭のトーレスを遊ゴロ、アブレイユはスプリットで空振り、ペレスをカーブで見逃し三振に仕留めるなど、圧倒的な投球を見せた。

 今大会は日本にとっての開幕戦となった6日の台湾戦に先発。2回2/3を投げ、無安打無失点、2奪三振3四球。53球を投じ、チームの勝利に貢献した。決戦前日は午後からマイアミ市内で別調整。「体調も凄くいい。自信を持ってマウンドに上がれる。チーム一丸となって、日本の良さが出たら勝てる。全員で戦う」と充実感を口にしていた。

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