DeNA片山がプロ初勝利 27歳ドラ4の技巧派オールドルーキー「年齢は関係ない」

[ 2026年7月20日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA5―1ヤクルト ( 2026年7月19日    横浜 )

<D・ヤ>プロ初勝利を相川監督(左)から祝福される片山(撮影・島崎 忠彦)
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 DeNAのオールドルーキーが輝いた。ドラフト4位27歳左腕・片山が5回3安打1失点の力投で初勝利をつかんだ。本拠地で初のお立ち台。満員のファンから大きな声援を浴び、「これが本当のプロ野球なんだ」と喜びをかみしめた。

 初登板だった4月25日の巨人戦は7失点で2回2/3KO。「忘れられない日」と悔しさを胸に刻みつけ、2軍で準備した。約3カ月を空けて巡ってきた2度目の出番。持ち味とする緩急自在の投球でヤクルトを翻弄(ほんろう)した。5回を3安打1失点。「今日の勝ちをスタートとして、勝ち星を増やしたい」と声を弾ませた。

 Honda時代に2度の左肘手術。リハビリを耐え抜いた左腕を振り続け、27歳の誕生日の8日前に開かれた昨秋ドラフトで指名された。大学卒業後に社会人でも5年。「時間がかかったが、プロに入ったからには年齢は関係ない。その分経験がある」と遠回りとは思っていない。記念のウイニングボールを「自分で大事に保管する」と大切に持ち帰った。

 開幕から7連敗を喫したヤクルトに7連勝を返し、最大10・5ゲーム差があった3位に一気に3差まで接近。経験豊富な新戦力がさらなる上昇を呼んだ。(小林 伊織)

 ◇片山 皓心(かたやま・ひろみ)1998年(平10)10月31日生まれ、茨城県出身の27歳。日立一では3年夏に茨城大会3回戦で敗退し、甲子園出場なし。桐蔭横浜大では4年秋に最優秀投手&ベストナイン。Hondaでは21年の日本選手権で2勝を挙げて4強入りに貢献。1メートル75、84キロ。左投げ左打ち。

 ≪27歳以上の先発初勝利は球団74年ぶり≫新人の片山(D)が27歳8カ月でプロ初勝利。球団新人が同年齢以上でプロ初勝利を挙げるのは、大洋時代の50年寺島公が29歳1カ月、52年有村家斉が37歳8カ月、横浜時代の01年竹下慎太郎が29歳11カ月で記録して以来4人目。そのうち、先発では前記の有村が完投でマークして以来74年ぶり2人目となった。

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