ガーディアンズ・グリフィン 日本で身につけた新球種が武器に 岡本の成功は「本当にハッピー」

[ 2026年8月5日 05:00 ]

オールスター戦で降板後に取材に応じるグリフィン(撮影・柳原 直之)
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 日本の野球ファンになじみのある3選手が今夏のオールスター戦にいずれも初出場を果たした。その中で、昨季まで巨人に所属して3日(日本時間4日)にナショナルズからガーディアンズへのトレード移籍が決まったフォスター・グリフィン投手(31)に飛躍の裏側を聞いた。(取材・杉浦大介通信員)

 オールスター戦に初出場できたことは本当にいい経験になった。特に(ブレーブスの左腕)セールとも話ができたのが凄くうれしかった。もちろん他の選手たちと話せたことも良かったけど、子供の頃から見てきた選手だったから特別だった。

 日本での3年間は大きな助けになっている。最も大きいのは、先発投手としての投球をもう一度身につけられたことだ。日本では同じチームと何度も対戦し、同じ打線、打者に繰り返し投げる。幅の広さが必要で、スプリットをはじめとする新しい球種を見つけることができた。誰か一人の握り方をまねしたわけではなく、いろいろな投手に考え方や握りを聞いて、自分に合うものを探した結果、球種を増やすことができたんだ。左投げの先発でスプリットを投げる投手はあまりいないし、貴重な武器になっていると思う。

 DH制がないセ・リーグでは「二刀流」を経験できたのも興味深かった。打つ方は全然駄目で、ほとんどバントばかりだった。打撃は難しいね。大谷がやっているのは本当に凄いことだ。

 米国に戻ってきても、巨人のファンからずっと応援していてもらえるのは幸せなことだ。ブルージェイズで岡本が活躍しているのもうれしい。巨人時代から凄く謙虚で、物静かで、自分に高い基準を求めるタイプだった。自分が優れた選手だと分かっていても、それをひけらかすことはなかった。知れば知るほど、その性格に引かれていって、自然と仲良くなったんだ。岡本とはたまにLINEで連絡を取っていたし、ここまでの彼の成功は本当にハッピーだよ。(ガーディアンズ投手)

 ◇フォスター・グリフィン 1995年7月27日生まれ、米フロリダ州出身の31歳。ファーストアカデミー高から14年ドラフト1巡目(全体28番目)でロイヤルズ入り。20年7月にメジャーデビューしブルージェイズを経て、23~25年は巨人でプレー。日本では通算54試合で18勝10敗、防御率2.57。26年からナショナルズでメジャー復帰した。1メートル90、102キロ。左投げ右打ち。
 

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