【甲子園】沖縄尚学・足立琥太郎 PL学園出身の父が負けた沖縄尚学のユニホームを着て駆け抜けた3年間

[ 2026年8月10日 20:40 ]

第108回全国高校野球選手権第6日 1回戦   横浜 7ー2 沖縄尚学 ( 2026年8月10日    甲子園 )

沖縄尚学の足立琥太郎(撮影・杉浦 友樹)
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 沖縄尚学(沖縄)の背番号13、足立琥太郎内野手(3年)は試合出場なく横浜(神奈川)に敗れたが、大阪府柏原市から入学した3年間を駆け抜けた。

 不思議な縁だ。父の和也さんはPL学園(大阪)の選手として99年選抜に出場。準決勝で沖縄尚学と対戦し、敗れた。212球で完投。立ちはだかったのは現役時代投手だった比嘉公也監督だった。父からは入学前に対戦したことを聞かされた。

 「比嘉先生はプレースタイルとして守りを重視している。お父さんも自分も守りの選手。守りのチームに入ったら、自分も成長できるんじゃないか」と決意。運命に導かれるように、父が負けたチームのユニホームに袖を通した。「3年間絶対やり切れよ。比嘉先生を胴上げしろよ」と約束して沖縄の地にやってきた。

 選抜は背番号4で初めてベンチ入りしたが、出番はなかった。沖縄に戻ってからは右肘のじん帯を痛めて戦線を離れた時期もあった。「できることは全力でやりなさい」「無理はするな」という父の言葉を励みに、最後の夏は背番号13をつかんだ。

 出場機会はなかったが、聖地の土を踏んだ経験は大きな財産だ。

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