「ベンチから外す!」早大・小宮山監督を激怒させた川尻が猛省してベンチ入り

[ 2026年9月26日 14:02 ]

早大・川尻結大捕手
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 東京六大学野球は26日、雨のため2カードが順延となった。早大は西東京市の自校グラウンドで2時間半汗を流し27日の明大1回戦に備えた。

 14日の法大3回戦の8回、一時は勝ち越しとなる本塁打(2打席連続)を放ち確信歩きとバットを高々と放り投げるバットフリップを披露し、小宮山悟監督を激怒させた川尻結大捕手(ゆいと、1年=仙台育英)もナインと室内で汗を流した。

 法大戦後「早稲田のユニホームを着る資格はない。次戦(明大)はベンチから外す」と話し大きな反響を呼んだ。野球は相手のあるスポーツ。しかも日本の野球をリードしてきた早大だけに敬意のないしぐさに見えた指揮官の怒りは理解できる。小宮山監督は対戦相手の法大・大島公一監督に電話で「大変申し訳なかった」とわびを入れた。大島監督は「大学に入学してまだ半年の1年生。大目に見てあげて」と寛容な返事で不問に付した。川尻の恩師・仙台育英の須江航監督からも小宮山監督に「教育していただいてありがとうございます」の電話と長文のメールが届いていた。

 もちろん当の川尻も「いろんな方に迷惑をかけてしまった」と猛省。監督に頭を下げ、練習でも一生懸命汗を流した。その姿勢に香西一希主将も監督に「ベンチに入れてください」と願い出てベンチ入りが決まった。

 開幕3試合で打率・444、3本塁打と長打力が魅力な右打者。夏のキャンプで足の靱帯(じんたい)を痛めていた不動の4番・寺尾拳聖(4年=佐久長聖)が明大戦から復帰予定。寺尾をDHで起用となれば川尻をどこで起用するかはまだ未定だ。大騒動になりかけた“川尻バットフリップ事件”。関係者の計らいと本人の自覚で丸く収まり、明大戦に向けて結束はさらに固まったようだ。

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