【大学野球】亜大 開幕8連勝V! ドラフト候補・山里宝主将4打点で導いた 就任3年目正村監督初歓喜

[ 2026年10月15日 05:25 ]

東都大学野球秋季リーグ   亜大5―3国学院大 ( 2026年10月14日    神宮 )

<国学院大・亜大>優勝し胴上げされる亜大・山里(中央)=撮影・木村 揚輔
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 2回戦3試合が行われ、亜大が5―3で国学院大を下し、開幕8連勝で22年春以来、9季ぶり28度目の優勝を決めた。今秋ドラフト上位候補の主将・山里宝内野手(4年)が、決勝の2点二塁打を含む2安打4打点で頂点に導いた。中大は東洋大に5―0で快勝し1勝1敗。青学大は10―6で立正大に勝利し、勝ち点を挙げた。

 他を寄せつけない圧倒的な強さを、頼れる主将が見せつけた。3―3の9回2死満塁。カウント2―1からの4球目を待つ山里の近くで、捕手の足音が聞こえた。野球センス抜群の右打者は「インコースがくる」と確信。狙い通り内角に投じられた直球を左翼線に運び、勝ち越しの2点二塁打だ。「ホームランを狙っていたけど、いいライナーでいってくれた」と冷静な顔を崩さずにうなずいた。山里ずくめの試合だった。3回に先制左越え2ラン。9回2死、高く上がった最後の打球も山里の元へ。9季ぶりの優勝をつかみ「やっと終わったという気持ちだった。運が良かった」とかみしめた。

 今春は得失点差+6の2位タイで終え、夏からは「点を取れるだけ取る」ことを意識した。初球からスイングをかける、犠打を減らす…。チームで徹底した結果、今季はここまで得失点差+30と、圧勝も増えた。

 就任3年目で初優勝の正村公弘監督は同校OBではなく、東海大出身。胴上げで4度宙に舞い「自分の中で“外様”的な感覚があって、しっかりしなきゃという思いは凄く強くやってきた」。野球脳と経験を還元して引っ張った山里主将に「私やコーチがこうやろうということを、みんなに浸透させてくれる存在」と感謝した。

 今年のスローガンは野球の強さに加えて、野球以外の部分の心構えで目指す「真の日本一」。11月の明治神宮大会の切符をつかみ、山里は「監督さんを日本一の男にしようと、ここからもう一度謙虚にやっていきたい」と引き締めた。 

 ▼国学院大鳥山泰孝監督(春秋連覇を目の前で逃し)亜細亜大学の凄みを感じるカードになりました。勝負どころをものにしたか、できなかったかの差。

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