広島ドラ5明大・光弘帆高 ドラ1山里に「負けているとは思わない」 楽天・宗山手本に遊撃定位置奪取誓う

[ 2026年10月27日 05:05 ]

新井監督の写真を手にポーズを決める明大・光弘(撮影・須田 麻祐子)
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 広島からドラフト5位指名を受けた明大・光弘帆高内野手(22)が26日、東京都府中市の同大学野球部寮で尾形佳紀、下水流昂両スカウトから指名あいさつを受けた。堅実な守備と長打力が持ち味の大型遊撃手。同1位の亜大・山里宝内野手(22)に「負けているとは思っていない」とライバル心を燃やし、最前線で活躍する2学年上の楽天・宗山を手本に、ルーキーでの定位置奪取を誓った。

 名前を呼ばれて歓喜した4日前とは、目の色が違っていた。尾形佳紀スカウトから「1年目からショートのレギュラーを獲れる」と言葉をもらった光弘は、「プロの舞台でこれから(プレー)するんだという覚悟が決まった。1年目からレギュラーを獲れるように、練習をいっぱいして評価される選手になりたい」と語気を強めた。

 空席の正遊撃手の座を獲りにいく覚悟だ。球団は1日、今季「ゾンビタバコ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを巡るトラブルがあった小園、矢野、前川らに来季の契約を結ばない旨を通知。内野の主力を欠き、ドラフトでは最大の補強ポイントとなった。強肩を生かして堅実な守備力を武器とする大型遊撃手に、尾形スカウトは「守備に関して凄く高く評価している。体もがっちりしていて、今までうちにいないショート」と期待。未完の大器も「華麗な守備はできないですけど、粘りのある守備は持ち味」とアピールした。

 東京六大学リーグではここまで49安打。うち二塁打14本、三塁打2本、本塁打4本と長打力も光る。尾形スカウトは「(新井)監督も“パンチ力のある選手”と高く評価していました」と指揮官の折り紙付きを明かした。

 1位指名を受けた亜大・山里は、同学年で同じ遊撃手。加えて2選手ともに兵庫出身で、25年の大学日本代表候補強化合宿では同部屋だった。ドラフト会議の翌日23日が誕生日だった山里に祝福のメッセージを送った光弘。「負けているとは思ってない。本当に自分がレギュラーになるっていう気持ちで、お互いを高め合いたい」と闘志を燃やした。

 明大では2学年上の楽天・宗山の背中を追いかけ続けてきた。憧れの先輩は、1年目から開幕スタメンを勝ち取り、最前線で活躍中。「自分もそういう選手になりたい。追いつけ、追い越せじゃないですけど、宗山さんのように活躍できれば」と思い描いた。

 定位置争いへの決意は固まった。ルーキーでのレギュラー奪取に「本当にその気でいる。自分の強みを生かして勝負したい。チームにとって欠かせない選手になりたい」とキリッとした目で意気込んだ。 (片山 和香)

 ◇光弘 帆高(みつひろ・ほたか)2004年(平16)4月23日生まれ、兵庫県神戸市出身の22歳。長田小では池田少年団野球部に所属し、高取台中では神戸ボーイズでプレー。履正社では1年秋からベンチ入りし、3年時に侍ジャパン高校代表としてU18W杯出場。甲子園出場なし。明大では2年春からリーグ戦出場。1メートル78、85キロ。右投げ左打ち。

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