ソフトバンク延長3連勝で王手!正木智也 人生初サヨナラ弾も感触はフェン直「もうちょっと喜びたかった」

[ 2026年10月28日 06:00 ]

SMBC日本シリーズ2026 第3戦   ソフトバンク2―1DeNA ( 2026年10月27日    みずほペイペイD )

<ソ・D>延長10回、サヨナラ本塁打を放った正木(31)を迎えるソフトバンクナイン(撮影・島崎 忠彦)
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 「SMBC日本シリーズ2026」は27日、史上初めて第1戦から3試合連続で延長戦に突入し、ソフトバンクがサヨナラでDeNAを下した。9回2死から同点に追いつき、延長10回に正木智也外野手(26)が左越えにサヨナラソロを運んだ。「人生初」で、1番打者ではシリーズ史上初のサヨナラ弾。2年連続の頂点まであと1勝とした。

 いつもは先頭弾。この日は最終打者として決めた。1番打者の正木にとって「人生初」というサヨナラアーチ。大興奮のナインが待つ歓喜の輪へと入っていった。

 「結構バットの先で、感触的にはフェン直かなと走っていました。あまり味わえなかったです。サヨナラホームランという実感が湧いたのが遅かったので。ダイヤモンドを一周している時にもうちょっと喜びたかった」

 1―1の延長10回。1死からルイーズの152キロツーシームを左翼ホームランテラスに運んだ。第2戦から2戦連発で、CSから6戦3発だ。

 今季28本塁打を放った力を見せた。シーズンでは球団記録を更新する7本の先頭打者本塁打を放った。日本シリーズでは、球団で18年の柳田以来となるサヨナラ本塁打だ。
 自身も驚きの本塁打となった理由には、CSファイナルS第2戦で近藤からもらったアドバイスがあるという。試合中に声をかけられ練習方法も変えた。「ヘッドを効かすバッティングを意識した」と話す。この日は5打席で4出塁。日本シリーズは出塁率・500と恐怖の1番としての真価を発揮している。

 連勝で迎えた第3戦。2年前の日本シリーズはここから4連敗していて、負ければ嫌なムードも漂うところだった。正木にとっても雪辱の舞台でもある。同年は初戦に6番、3戦目に7番でスタメン出場したが、計6打席無安打。以降はベンチ外となりチームも敗れた。ロッカーでのテレビ観戦は悔しかった。

 それでも今年は違う。確かな成績を残し「去年、一昨年とは自分も全然変わった姿になってると思うので。その自信を持ちながら思い切ってやりたいと思います」と話し、大舞台に臨んでいた。

 チームは0―1の9回に敗戦まであと1アウトから牧原大の同点打で息を吹き返し、3連勝で2年連続日本一に一気に王手をかけた。「1勝したら勢いに乗ってくる。明日以降も苦しい試合になると思うけど、そこで打てるような選手になっていきたいと思います」。正木は力強く語った。 (木下 大一)

 ▼ソフトバンク王貞治球団会長 毎試合、夢見てるみたいだな。それにしてもあそこでサヨナラホームランを打つんだから(正木は)大したもんだ。

 ○…正木(ソ)が延長10回にサヨナラ本塁打。日本シリーズのサヨナラ本塁打は、22年第5戦の吉田正尚(オ=現レッドソックス)以来18人目、19本目。1番打者では初めてだ。球団では18年第5戦の柳田以来8年ぶり4人目、5本目で、日本シリーズのサヨナラ弾5本は巨人の6本に次いで2番目。また、日本人右打者では95年第3戦の池山隆寛(ヤ)以来31年ぶりで、池山も無傷の3連勝で日本一に王手をかける延長戦での劇弾だった。

 ○…今季日本シリーズは第1戦から3試合連続で延長戦に突入。3試合連続延長戦は92年西武―ヤクルト(第5~7戦)、95年ヤクルト―オリックス(第2~4戦)以来31年ぶり3度目。第1戦からは史上初となった。

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