巨人・松井新監督就任に永田町まで反応 すさまじい影響力 球団に問い合わせ殺到

[ 2026年10月28日 05:30 ]

記者会見する木原官房長官
Photo By 共同

 【悲願の松井監督誕生】ゴジラの社会的影響力はすさまじい。球界を飛び越え、永田町までもが反応した。巨人・松井新監督が就任会見を行った23日。木原官房長官は「広く国民の関心を集めるのではないか。伝統ある球団の監督として、どのように歴史を刻んでいくのか注目していきたい」と述べた。事実上の「内閣No・2」が、いちプロ野球球団の新監督について言及するのは異例だ。

 13年に恩師・長嶋茂雄さんとともに国民栄誉賞を授与されたことが祝意を述べた背景の一つにあるだろうが、政界でも話題に上がるのはスーパースターたるゆえんだ。小泉防衛相はSNSで「その節はありがとうございました。監督就任おめでとうございます!」と投稿し、祝福した。過去に練習艦隊が米ニューヨークに寄港した際、松井新監督が隊員に向けて講演したことを受けてのものだった。

 球団によると、23日以降は東京ドームの年間シート購入に関する問い合わせが殺到。電話が鳴りやまない状態が続き、先週末は受付スタッフを増員して対応するなど、うれしい悲鳴が続く。12月上旬から一般受け付けを開始する予定の来季ファンクラブ会員も、例年より問い合わせが増えた。「松井監督なら、久しぶりにファンクラブに入ろうと思う」という声が多く届いた。90年代後半から00年代の古参ファンを掘り起こす結果になった。

 直近で注目されるのが、30日からジャイアンツ球場とジャイアンツタウンスタジアムで始まる秋季キャンプだ。当初、警備スタッフは十数人の配置を予定していたが、松井新監督就任を受け、約30人に倍増する見込み。昨年は一日に2000~4000人が来場していたが、さらに多くのファンが訪れるだろう。

 春季キャンプ地の宮崎市も沸く。宮崎市観光協会の桜木暢嗣さん(39)は「関係するホテルや飲食店の皆さんは喜んでいます」と証言し、早くも来春へ向けて歓迎ムードは高まっている。監督に注目が集まれば、若手選手もファンに知ってもらう機会が増える。一定のプレッシャーもあるだろうが、見られてこそのプロ野球。成長の糧になるはずだ。(巨人取材班)

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