【九州大会】“ノーサイン野球”の祐誠 春夏通じて初の甲子園出場見えた!延長10回サヨナラ勝ち

[ 2026年10月29日 05:30 ]

高校野球秋季九州大会 準々決勝   祐誠7―6早稲田佐賀  ( 2026年10月28日    リブワーク藤崎台 )

<祐誠・早稲田佐賀>サヨナラ勝ちして喜ぶ祐誠の選手たち
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 来春選抜の出場校選考の重要な参考資料となる大会は、準々決勝2試合が行われた。祐誠(福岡)は早稲田佐賀に延長10回の激闘の末、7―6でサヨナラ勝ち。春夏通じて初の甲子園出場が有力となった。牛島彩己斗(さきと=2年)がサヨナラ打を放つなど4安打2打点と活躍した。創成館(長崎)はコザ(沖縄)を4―0で破った。

 勝負は一瞬で決まった。6―6で迎えたタイブレークの延長10回無死一、二塁。バントの構えだった祐誠・牛島は一塁手と三塁手が猛チャージするのを見ると「極端なシフトなら打っても面白いと思った」と自分で判断した。初球からバスターに切り替えて右前へサヨナラ打。「気持ち良かった。自分がヒーローになるという気持ちで打席に立った」と白い歯がこぼれた。

 就任6年目の関本康弘監督のもと、選手が主体的に動くで勝ち上がってきた。状況に応じた10回の攻撃に「最後はうちの野球の神髄でしたね」と指揮官は手応えをにじませた。

 逆境に強い。福岡大会決勝では強豪・福岡大大濠相手に1―7の劣勢から大逆転勝ちした。この日も最大4点差をひっくり返してみせた。3点を挙げて同点に追い付いた8回にも左前適時打を放った牛島は「みんながゴロを徹底して、強い打球を打つ意識でやっている」とうなずいた。

 62年に久留米工として開校し、05年から現校名になった。春夏通じて初の甲子園出場に大きく前進。学校名も一気に広まる秋になりそうだ。 (杉浦 友樹)

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