広島ドラ6 NTT東日本・森煌誠は栗林2世!担当スカウトから「絶対的フォーク」と武器にお墨付き

[ 2026年10月31日 05:05 ]

ボールを手にポーズを決めるNTT東日本・森(撮影・片山 和香)
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 広島からドラフト6位指名を受けたNTT東日本・森煌誠投手(21)が30日、千葉県船橋市内の野球部寮で、尾形佳紀、下水流昂両スカウトから指名あいさつを受けた。フォークとカーブを武器とする即戦力右腕は、尾形スカウトから広島・栗林と似たスタイルと評価される好素材。今秋ドラフトで球団が指名した選手の中では最年少の金の卵は、早くも1年目からの1軍定着に意欲を示した。 

 高卒3年目、21歳の森は終始緊張の色を浮かべていた。指名あいさつを終えても表情はほとんど緩まず、「一歩一歩、本当にプロに近づいているんだなと感じます。取り組んできたことが形になって、こうして評価されたことをうれしく思います」とかみしめた。

 最速149キロの直球に加え、フォークとカーブを軸とした変化球の精度が武器。尾形佳紀スカウトは「スタイル的にうちの栗林(と似ている)。絶対的なフォークがある。短いイニングだったらすぐにでも使えるし、いずれは先発もしてもらいたい」と期待した。栗林は入団から5年間、守護神として活躍し、今季先発に転向した広島の顔。同じ右腕の森は「最初は与えられた役割を全うして、チームから求められたところで投げたい。将来的にはチームの勝利に直結するようなところで投げたい」と自身の未来像を重ねた。

 名門・徳島商出身で、3年夏にはエースとして甲子園に出場した。同校OBには名だたる選手がいるが、最も影響を受けたのは元中日の名投手・川上憲伸。現役時代の投球を見る機会はなかった。それでも未完の大器は「レジェンド。川上憲伸さんのように凄い結果を残せるようなピッチャーになりたい」と日米通算125勝右腕の背中を追う決意を示した。

 22日のドラフト会議で広島から指名を受けた選手の中では最年少。尾形スカウトから「将来性はもちろん、即戦力としても期待している。今、投げているボールも凄いのですが、まだ伸びるんじゃないかな」と期待を寄せた。「1軍でしっかり投げられるピッチャーになるのが1年目の目標。ファンに愛されるような選手になっていきたい」と森。真っ赤に染まる球場で最高の笑顔を見せる日を思い描き、プロの扉を開く。 (片山 和香)

 ◇森 煌誠(もり・こうだい)2005年(平17)10月1日生まれ、徳島県鳴門市出身の21歳。6歳から野球を始め、徳島商では3年夏に甲子園に出場。同年、U18高校日本代表にも選ばれた。NTT東日本では25年に日本選手権、今年は都市対抗に出場。U23日本代表にも選出された。1メートル84、92キロ。右投げ右打ち。

 ◆秋季キャンプメンバー発表 広島は30日、11月5日から宮崎・日南で行う秋季キャンプの参加選手28人を発表した。
 【投手】斉藤汰、黒原、佐藤柳、赤木、斉藤優、杉田、岡本、玉村、菊地、河野、杉原、ソーサ
 【捕手】持丸、小林
 【内野手】勝田、林、渡辺、西川、仲田、佐藤啓、岸本、カブレラ、アルカンタラ、ゲレロ、ガルシア
 【外野手】久保、名原、中村奨

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