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浜田剛史氏 増田が苦しい状況でも指示通り前に出て接戦制した

[ 2026年7月21日 05:30 ]

WBA世界バンタム級正規王座決定戦12回戦   〇増田陸 判定 比嘉大吾● ( 2026年7月20日    両国国技館 )

10回、比嘉(左)と打ち合う増田(撮影・島崎 忠彦)
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 【浜田剛史の目】私の採点では、8回までイーブンだった。9回から増田に打ち合いを指示し、11回からはバックステップを禁止して、比嘉のパンチをよけて打つのではなく、前に出て攻撃する指示に変えた。それほど、採点を読みにくい試合だった。

 増田はパンチは当てても浅かった。比嘉はパンチが当たらなくても連打があり、前に出た。しかも、比嘉が攻めると場内が圧倒的に盛り上がった。これを攻勢点と取るケースは多く、採点が微妙と読んだのは正解だった。

 比嘉は増田の懐に入り、顎を引いていたので、パンチを受けたかどうかが見えない。一方の増田は真正直にボクシングをし、パンチを受けたのが丸見えだった。これは比嘉のキャリアが上回っていたためだろう。

 ただ、増田はこの苦しい状況で最後は指示通りに動けたのは、良かったと思う。得たものは大きいだろう。自分の距離では抜群の強さがあるが、自分の距離、ペースでないときにどうするか。まだ、練習することはたくさんある。(元WBC世界スーパーライト級王者)

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