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WBA新王者・吉良大弥 憧れの同門レジェンド井岡一翔と共闘 大みそか統一戦VSサンティアゴ濃厚

[ 2026年9月4日 05:25 ]

<ダブル世界戦一夜明け会見>記者会見を行った吉良(撮影・島崎忠彦)
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 世界初挑戦でボクシングWBA世界ライトフライ級王座を獲得した新王者・吉良大弥(23=志成)が一夜明けた3日、都内の所属ジムで会見した。次戦は大みそかに、WBA休養王者でWBO王座も保持するレネ・サンティアゴ(34=プエルトリコ)との統一戦が濃厚。同門の元世界4階級制覇王者・井岡一翔(37)も同興行に参戦する見込みで、憧れのレジェンドとの同時世界戦が実現する可能性が高まった。

 初めてつかんだ世界のベルトを手に、吉良は傷一つない顔で会見に臨んだ。元世界王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)に7回38秒TKO勝ち。元世界4階級制覇王者・田中恒成と並ぶ国内最速記録のプロ5戦目での王座奪取を成し遂げ「SNSでめっちゃメッセージが来て、そこで“凄いことしたんやな”と思った」と頬を緩めた。

 約2時間しか寝られなかったという前夜は「ひたすら試合の映像を見た」と明かし、報道陣を笑わせると「一番感謝すべきはカニサレス選手。僕の強さを引き出してくれた」と戦友への思いも述べた。

 衝撃のKO劇を演じた新鋭の次戦は大舞台が用意されそうだ。志成ジム陣営は毎年恒例の大みそか自主興行に参戦させる意向。減量苦のため、試合後は転級も示唆していたが「気持ちが変わったわけではないが、まだ(ライトフライ級を)考えたい」と現階級にとどまる意向も明かす。ライトフライ級での戦いとなればWBA休養王者でもあるサンティアゴとの統一戦が既定路線だ。

 さらに同興行には吉良が憧れる同門の大先輩、井岡の参戦も決定的。5月の東京ドーム興行ではWBC王者・井上拓真に判定負けし日本人初の世界5階級制覇に失敗したが、陣営はバンタム級での世界再挑戦を計画。実現すれば師弟同時世界戦に臨むこととなる。

 吉良が王座を返上し、フライ級に転級した場合でも次戦は世界前哨戦となる見込み。世界最速の7戦目での2階級制覇も視野に入れる逸材は「今の自分の立場でしかできないことに価値がある。狙えるなら狙っていきたい」と壮大な野望も口にした。 

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