史上初!女性棋士が誕生 西山朋佳女流4冠、資格権利の行使発表「もっと強い方と戦いたい」

[ 2026年10月26日 10:30 ]

棋士資格の権利を行使することを発表した西山朋佳女流4冠
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 将棋で女性初の棋士資格を獲得した西山朋佳女流4冠(31)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で会見を行い、棋士資格の権利を行使することを発表した。史上初の女性棋士が誕生した。申請は本日。来年4月1日付けでフリークラス棋士に編入する。

 西山は「期間中にさまざまな方と相談して、最後に残ったのは、もっと強い方と戦いたい、もっと上を目指したいという思いでした。今後も変わらず精進を重ねていきたいと思っております。よろしくお願いいたします」と意気込みを語った。会見には約70人の報道陣が集まった。

 西山は10日の白玲戦で通算5期目のタイトルを獲得。永世称号の「クイーン白玲」を得るとともに、日本将棋連盟が昨年新設した規定により、フリークラス四段への編入権を得ていた。

 棋士は女性だけの女流棋士とは制度が異なる。資格を得るには養成機関の奨励会を突破するか、編入試験の合格が必要だった。西山は2016年度前期から奨励会三段リーグに在籍し、19年度後期には30人で2枠を争い3位。昇段した2人と同じ14勝4敗ながら、前回成績による順位差であと一歩及ばなかった。20年度後期をもって自主退会し、女流棋士に転身。24年度には棋士編入試験に挑戦するも、2勝3敗で不合格だった。

 規定達成後には「今すぐ答えを出せる状況ではない」などとし、これまで態度を保留していた。申請期間最終日のこの日、ついに決断。“剛腕”とも称される豪快な棋風で、事実上の男性社会を戦い抜く。

 ▽フリークラス 名人戦出場権を争う順位戦への参加資格がないクラス。10年以内に順位戦C級2組に昇級できない場合は引退。昇級するには、良いところ取り30局以上で勝率が6割5分以上の成績を残すことなどが条件。

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