歌手・吉岡悠歩 セクシュアルマイノリティー公表 4年前から交際中のパートナーとの出会いきっかけ

[ 2026年10月27日 08:54 ]

悠歩X(@yuho_yoshioka)から

 歌手の吉岡悠歩が27日、SNSを通じ、自身がセクシュアルマイノリティーであることを公表した。現在出演中のミュージカル「RENT」のメンバーや、これまで出会ってきた仲間たちの支えが後押しになったと明かし、「これからは堂々と自分の道を歩いていきたい」と心境をつづった。

 吉岡は「ご報告」と題した投稿で、「ミュージカル『RENT」が開幕して数週間。心に溜めていたことを、伝えさせてください。どうでもいい人にはどうでもいいことかもしれませんが、自分の中にあるものをうまく表現できず、ずっと心に閉じ込めていることに、物心ついた頃から悩んできました」と前置きした上で「僕はゲイです」と告白。「この言葉を伝えるまでに、あまりにも長い時間がかかってしまいました」と吐露した。

 かつては、ゲイだと知られることが怖く、LGBTQ+を題材にしたミュージカル「RENT」からも距離を置いていたという。周囲に知られないよう、なるべくそうした振る舞いをしないよう気をつけて過ごしていたと振り返った。

 転機となったのは4年前。「今のパートナーと付き合い始めたことを機に、心から支えてくれる彼との関係を友人だと誤魔化すこと、自分がゲイではないかのように振る舞うことに、とても苦痛に感じるようになりました」と明かし「そして、少しずつ自分を許せるようになっていき、今、40歳になってようやく、これを伝えられるタイミングが来たんだと思えるようになりました」とした。

 「『知ってたよ』とか『そうじゃないかと思った』と思う人もいるかもしれません。でも、中途半端にカミングアウトすることは、誰かと秘密を共有してしまうようで、その人にも荷を負わせることになる。そう思うと、伝えることを踏躇していました」とし「ですが、これからは堂々と自分の道を歩いていきたいです。ゲイである自分の人生を。苦悩に満ちた今までの人生に感謝をしながら。」と今後への思いを記した。

 吉岡は1986年2月13日生まれ。23歳で単身渡米し、ニューヨークのブロンクスを中心に教会を巡ってゴスペルを歌った。帰国後はシンガーとして活動し、久保田利伸、SKY-HI、MISIA、HYDE、あいみょん、大黒摩季、吉田拓郎ら数多くのアーティストのツアーコーラスやレコーディングに参加。テレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」のコーラス特集では、実演を交えた解説も行った。「ミュージックステーション」「CDTV ライブ!ライブ!」「僕らの音楽」や「SONGS」「紅白歌合戦」など音楽番組への出演多数。ディズニー100周年記念映画「ウィッシュ」の日本語吹き替え版ではフクロウ役とコーラス歌唱を担当するなど、幅広く活動している。

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