【卓球】張本智和 妹・美和に感謝のチャンピオンズ連覇「常にパワーもらった」

[ 2026年8月10日 05:00 ]

卓球 WTTチャンピオンズ最終日 ( 2026年8月9日    横浜BUNTAI )

男子シングルスで優勝し喜ぶ張本智和(撮影・小海途 良幹)
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 張本一家が横浜の夜を制圧した。女子シングルスで張本美和(18=木下グループ)、男子シングルスで張本智和(23=トヨタ自動車)が優勝し、兄妹同時優勝の快挙を達成した。国際大会での兄妹Vは24年6月のWTTコンテンダー・チュニス以来2度目だが、より格付けの高いチャンピオンズでは初の快挙。妹は日本女子初のチャンピオンズ連勝、兄は大会連覇と二重の快挙となった。

 妹の優勝を見届け、兄の智和は大会連覇を達成した。呉晙誠(オ・ジュンソン、韓国)との決勝は、勝ち気に走って第1ゲームを落としたが、修正してその後の4ゲームを連取。「美和は1回戦から苦しい試合を乗り越えた。常に妹からパワーをもらって勝ち上がれた」と感謝した。

 智和にとっても価値ある優勝だった。準決勝では松島輝空(フリー)と対戦。2―2で迎えた第5ゲーム。3―5と先行されたところで「リードされたからこそ思い切って変えられた」と戦術を変更した。サーブやレシーブに回転を加えてミスを誘い、台から下がって打つなど距離感も変更。8ポイントを連取してゲームを奪い、続く第6ゲームで勝負を決めた。

 松島には1月の全日本選手権準決勝で敗れ、世界ランクでも7月に初めて逆転された。「直接対決でも負けると、本当に2番(手)になってしまう」。後輩の台頭を歓迎しつつも、心の中に秘めていた闘志をむき出しにして勝利。兄として、日本の真のエースとして、矜持(きょうじ)を示す1勝となった。

 ▽張本兄妹の大会同時優勝 国際大会では24年6月のWTTコンテンダー・チュニスで達成しており、今大会が2年2カ月ぶり2度目。WTTツアーで3番目に格付けが高いチャンピオンズでは初の快挙となった。国内大会では24年全日本選手権で智和が男子シングルス、美和がジュニア女子シングルスを制した例があるが、同じカテゴリーでの優勝ではなかった。

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