【アジア大会】五十嵐カノアがサーフィン金メダル!条件付きでロス五輪出場枠獲得!3大会連続出場へ

[ 2026年9月29日 14:35 ]

愛知・名古屋アジア大会第11日 サーフィン ( 2026年9月29日    太平洋ロングビーチ )

愛知・名古屋アジア大会<サーフィン 男子ショートボード決勝>優勝を果たした五十嵐カノア(撮影・河野 光希)
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 28年ロサンゼルス五輪のアジア予選を兼ねて行われ、男子は21年東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(28)が12・87点を挙げて金メダルを獲得した。最終確定は28年6月となるが、条件付きながら、個人種目では全競技を通じて日本勢で初めて、ロス五輪の出場枠を獲得した。3大会連続五輪に大きく前進し、本番では2大会ぶりのメダル獲得を目指す。

 決勝後、五十嵐は「言葉にならない。本当にうれしいです。五輪は特別なイベント。日本のために金メダルをとりたいと毎日思っていて、それに近づけたことがうれしい」と喜んだ。

 日本のサーフシーンを引っ張るエースが、生まれ故郷であるロサンゼルス近郊で行われる3度目の五輪へ大きく前進した。今大会は1回戦こそ同じく24年パリ五輪日本代表のオレアリー・コナーに続く2位に甘んじたものの、2回戦はパスして進んだ3回戦で、オレアリーとの1対1の対戦に僅差で勝利。この日は準々決勝からの3ヒートを危なげなく勝ち上がり、ロス五輪の条件付き出場枠を獲得した。

 1997年に日本人の両親の下に生まれ、サーフィンの聖地、ハンティントンビーチで幼い頃から波と戯れてきた。18年に日本代表になることを決断。19年にはプロ最高峰のチャンピオンシップツアーで日本人初優勝、21年東京五輪は銀メダル獲得と、実績、実力、人気面でも、日本のサーフィン界をけん引してきた。

 五輪会場となるローワートレッスルズは、ハンティントンビーチと並ぶサーフィンの聖地で、五十嵐自身も少年時代からその波に慣れ親しんできた。同所で行われたCTでは、昨年、今年と2年続けて準優勝と、相性も抜群。2年をかけてじっくり準備し、悲願の金メダル獲得を目指す。

 ◇五十嵐 カノア(いがらし・かのあ)1997年(平9)10月1日生まれ、米カリフォルニア州出身の28歳。日本人の両親の間に生まれ、父の影響で3歳でサーフィンを開始。10代前半から活躍し、16年からプロ最高峰のチャンピオンシップツアーに参戦。19年5月に日本人初優勝を達成。18年から日本代表となり、21年東京五輪で銀メダルを獲得、24年パリ五輪は3回戦敗退。22年世界選手権王者。名前はハワイ語で「自由」の意味。1メートル80。スタンスはレギュラー。

 ▽ロサンゼルス五輪の出場枠獲得条件(男女各24人)
 【1】27年8月15日~28年6月15日の期間に行われるプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)のランキング上位8人(1カ国あたり1人まで)
 【2】28年ワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当)の上位7人(1カ国あたり1人まで)
 【3】大陸別予選枠(5大陸の各上位1人。アジア予選はアジア大会)
 【4】26年WGと27年WGの団体優勝国に追加枠各1
 【5】開催国枠1
 【6】ユニバーサリティー枠1
 ※男女とも同条件。1カ国あたりの出場人数の上限は男女各2人まで。【4】の条件で枠を獲得した場合のみ、3人まで出場可能

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